完全相場上達マニュアル ver 2.0

初心者の方が持つ素朴な疑問から、相場の価格の動きの仕組み、相場を巡る個人の 心理、集団心理、システム売買の始め方、各種テクニカル指標の使い分け方、サヤ取 り、サヤ滑り取り、シーズナル・スプレッド、確率、資金管理、リスクマネジメン ト、トレード手法の最先端を知るための用語集、商品・曜日別値動きパターンとそれ に基づく短期売買の検証結果、また、これらをどうのように組み合わせて考えていく べきか、そして、さらに実践に移す際に生じる負けるトレーダーの思考・行動パター ンの克服方法まで成功するために必要となる知識を完全網羅しています。

相場の世界ではシステムトレードを始め、統計学やニューラル・ネットワークなど を用いた最先端の手法が開発されていく一方で、林輝太郎氏に代表されるような古典 的な手法も現役で通用し、支持者も数多く存在します。その理由は本書で詳しく解説 する「難しく考えると単純な結論に落ち着く」、「トレードに関する知識量と成功率 は比例しない」という不思議な逆説がマーケットにはあるからです。本書さえあれ ば、相場の初歩的な話題からトレード手法の最先端まで電光石火のごとく一気に理解 して頂けます。

本書の特徴

• 本書は相場を始めようと思ったところから、実践して成功していくまでの過程で必要な知識を凝縮してあります。
• 初心者から中級者、さらに上達を望む上級者のトレーダーまで、全てのトレーダー の役に立ちます。
• 相場の本にありがちな遠回しな説明や、説教臭い言い回し、著者の主観的意見のよ うなものは意識的に極力最低限度まで排除しました。淡々と事実のみをQ&A式でズバ ズバと解説していく文章構成です。
• 本書で書かれている内容を市販の本を購入して知ろうとすれば数万円と数ヶ月のコ ストがかかるでしょう。情報の濃厚さから見てもお買い得です。
• 本書さえあれば高価で内容が薄いボッタクリ本や、内容の重複の多い本を買って時 間やお金を無駄にする必要がなくなります。
• 相場の勉強やトレードに時間を割くことができない多くのトレーダーのことを考慮 して、「時間的、精神的コストがかからず、勝率が高い手法」のみを集中的に紹介し ました。
• 本書を読んで、さらに理解を深めたいと思った方のために「この点をさらに理解し たい人は〜という本の第○章を読みましょう」と注釈を付け、巻末には参考文献に簡 単な書評をつけて掲載しました。読破後もブックガイドとしても役に立ちます。
• 相場において人間の行動を説明しなくてはならない箇所では行動分析学と脳生理学 の理論を援用しています。他の文献にはない新しい視点でしょう。
• といっても難しい用語は皆無です。なんとなく読んでいるだけで最新の経済学の理 論が身についてしまったりするかもしれません。

本書で紹介している手法、システムの一部抜粋

以下のような方に最適です

■目次(一部抜粋)

第2章 相場の動き
Q. 価格が動く要因はなんですか?
Q. では、どんなときに買いたい人が増えたり、売りたい人が増えたりするんですか?
Q. では、人を期待させたり不安にさせたりするものとはなんですか?
Q. マーケットの集団心理がどうなっているのか教えてください。
Q. 的中率100％の完璧な予想が不可能な理由を教えてください。
Q. ブリッシュコンセンサスってなんですか? ・・・etc

第3章 上達するための情報の見極め方
Q. 実力に直結する儲けるノウハウは誰もに共有されてしまうものではないのですか?
高確率で利益を出せる予測の方法があるのなら、なぜ8割もの人が損をしてしまうよ うな結果になるのでしょうか?
Q. 「自分にあった投資方法をみつけなくてはならない」みたいな言い回しがあります が、それはなぜですか?「高確率で成功をおさめる方法」があるのなら誰もが同じ手 法で成功して良いと思うのですが、なぜ人それぞれ手法が違うのですか?
Q. 儲けるノウハウを知っても実行できずに結果が出せない人がいるのはどうしてです か?
Q. 相場の本を色々と読んでいると、どれもが「私の手法こそがベストだ！」と言って いるような気がしてきます。 相場をめぐる「本当に役に立つ知識」を知るための コツを教えてください。 ・・・etc

第4章 実践的ノウハウ その1
Q. 有名な手法を一気に解説してください。
Q. システム売買ってなんですか?
Q. システム売買に関するいろんな用語をまとめて教えて下さい。
Q. 大数の法則ってなんですか?
Q. 大数の法則とシステム売買はどのように組み合わせたら良いですか?
Q. 期待値ってなんですか?
Q. 期待値とシステム売買はどのように組み合わせて考えたら良いですか?
Q. 破産確率ってなんですか?
Q. 資金管理について教えてください。
Q. システム売買と資金管理はどのように組み合わせて考えたら良いですか?
Q. システムを検証できるようになるにはどうしたら良いですか?
Q. 最適化、カーブフィッティングってなんですか?
Q. 最適化、カーブフィッティングを避けて有効なシステムを構築するにはどうしたら 良いのですか?
Q. 長期的に勝っているトレーダーの売買成績はどのようになっていますか?
Q. システムトレードで成功するまでの最短距離を教えてください。
Q. 「優れたシステムも多くの人に知られると機能しなくなる」といいますが、そうなる過程を教えて下さい。
Q. 商品によって有効なテクニカル指標が違うのはなぜですか？
Q. システムの優位性の変化にはどのように対処したらよいですか？
Q. トレンド系指標、オシレーター系指標、ボラティリティ系指標の使い分け方を教え てください。
Q. 取組高とはなんですか？どのような利用方法がありますか？
Q. 構造変化に弱いシステムとはどのようなシステムですか？
Q. 構造変化に強いシステムを構築するにはどうしたらよいですか？・・・etc

第5章 実践的ノウハウ その2
Q. サヤ取りってなんですか?
Q. サヤ取りが低リスクであるというのは本当ですか?検証データを示して下さい。
Q. サヤ滑り取りとはどんな手法ですか?
Q. サヤ滑り取りとシステム売買の手法を組み合わせるとどうなりますか?
Q. 「びよーん」とはなんですか?システムで検証してみてください。
Q. シーズナル・スプレッドってなんですか?
Q. シーズナル・スプレッドの具体例をあげてください。
その1 ガソリン先限つなぎ足-灯油先限つなぎ足
Q. このシーズナル・スプレッドの優位性を使った戦略を示して下さい。その1
Q. シーズナル・スプレッドの具体例をあげてください。
その2 灯油先限つなぎ足-灯油当限つなぎ足
Q. このシーズナル・スプレッドの優位性を使った戦略を示して下さい。
Q. 他にもシーズナル・スプレッドの例を示してみてください。
その1 原油先限-灯油先限
Q. このシーズナル・スプレッドの優位性を応用したシステムの検証結果を示して下さ い。
Q. 他にもシーズナル・スプレッドの例を示してみてください。
その2 原油先限-ガソリン先限
Q. 他にもシーズナル・スプレッドの例を示してみてください。
その3 アラビカコーヒー先限-当限
Q. このシーズナル・スプレッドの優位性を使った戦略を示して下さい。
Q. 他にもシーズナル・スプレッドの具体例を出してみて下さい。
その4 とうもろこし当限-先限
Q. このシーズナル・スプレッドの優位性を使った戦略を示して下さい。
Q. 「サヤ取り入門」の中に「ストップ高、ストップ安になったときには、近々サヤの転換が起こりやすい」と書いてあります。どの程度起こりやすいのか検証してみて下 さい。
Q. 「サヤ取り入門」の139ページに「逆ザヤは同ザヤに近くなるくらいまで縮小したあとの拡大を狙うのがベスト」と書いてあります。これはどの程度の優位性があるのか検証してみて下さい。
Q. サヤを表示するのに便利なソフトを教えて下さい。・・・etc

第6章 注文体系を使いこなす
Q. 成行注文とはどのような注文方法ですか?
Q. 指値注文とはどのような注文方法ですか?
Q. 指値注文を使うと有利なのはどんなときですか?
Q. 逆指値注文とはどのような注文方法ですか?
Q. 逆指値注文を使うと有利なのはどんなときですか?
Q. ストップとはどんな注文方法ですか?
Q. ストップを使うと有利なときはどんなときですか?
Q. ストップリミット注文とはどのような注文方法ですか?
Q. ストップリミットを使うと有利なときはどんなときですか?
Q. 「注文が正しく通らない」とはどういったときに起きるのですか?
Q. なぜ、そのようなことが起こるのですか? ・・・etc

第7章 上達するための心理マネジメント
Q. 相場で勝つには「精神的な強さが重要」と聞きますが、いまいちピンと来ません。 なぜ、重要なのか教えてください。
Q. その「精神的な強さ」を身に付けるためにはどうしたら良いですか?
Q. それを理解しても実際相場に参加するとドキドキしてしまいます。どうしたら良い ですか?
Q. 相場で成功できる人と成功できない人の決定的な違いはなんですか? ・・・etc

第8章 負けるトレーダーの思考・行動パターン
1. 「誰もがハマる思考・行動パターン」
Q. 「誰もがハマる思考・行動パターン」について教えて下さい。
Q. 脳生理学的には、人間が「自発的に動く」というのはどのようなときですか？行動 分析学的には、人間が「自発的に動く」というのはどのようなときですか？
Q. 認知不協和理論とはなんですか？
Q. 強化の原理ってなんですか？
Q. 派生の原理ってなんですか？
Q. 人間の思考が論理的でなくなるときってどんなときですか？
「誰もがハマる思考・行動パターン」のまとめ

2. その他の「負けるパターン」
Q. 統計学的に検証された「負けるパターン」について教えて下さい。
Q. 「80対20の法則」ってなんですか？
Q. その他に「負けるパターン」があったら教えて下さい。
Q. 精神的、時間的コストがかからない手法を教えて下さい。
Q. 相場で成功できる1割の人間になるにはどのような思考、行動に基づいたら良いで すか？
Q. 本に書きたくないと思う「勝つ方法」を教えて下さい。

第9章 トレード手法の最先端を知るための用語集
Q. 統計学ってなんですか？
Q. 回帰分析ってなんですか？
Q. 回帰分析が機能しないときってどんなときですか？
Q. ニューロ・ネットワークってなんですか？
Q. 2003年のノーベル経済学賞はどのような研究に授与されたんですか？
Q. 時系列分析ってなんですか？
Q. 実験経済学ってなんですか？
Q. 行動ファイナンスってなんですか？
Q. カオスってなんですか？
Q. フラクタルってなんですか？
Q. 複雑系ってなんですか？
Q. 経済物理学ってなんですか？
Q. デイトレードで成功している人はノイズの中でどのように儲けているのですか？
Q. ゲーム理論ってなんですか？
Q. テキストマイニングってなんですか？
Q. 論理学ってなんですか？
Q. トレードに関する知識量と成功率が比例しない理由を教えて下さい。

第10章 商品・曜日別値動きパターン
Q. ガソリンの曜日パターンについて教えて下さい。
Q. 灯油の曜日パターンについてを教えてください。
Q. プラチナの曜日パターンについて教えて下さい。
Q. 東京とうもろこしの曜日パターンについて教えて下さい。
Q. 大豆の曜日パターンについて教えて下さい。
Q. アラビカ・コーヒーの曜日パターンについて教えてください。

■コラム

■参考文献の一部抜粋とオススメ

• 『論理の方法―社会科学のためのモデル』東洋経済新報社
• 『ワイルダーのアダムセオリー』パンローリング
• 『変化をさぐる統計学―データで「これから」をどう読むか』ブルーバックス
• 『相場を科学する―なぜ下がり、いつ上がるのか』日経ビジネス人文庫
• 『経済物理学の発見』光文社新書
• 『最新 行動ファイナンス入門』ピアソンエデュケーション
• 『人格改造マニュアル』大田出版
• 『やる気を生む脳科学―神経配線で解く「意欲」の秘密」』ブルーバックス
• 『パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学』米田出版
• 『ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学』PHP研究所

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