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トレーディングエッジ入門 利益を増やしてドローダウンを減らす方法
ボー・ヨーダー,
長尾慎太郎,
井田京子
パンローリング
A5判 上製本 238頁 2008年5月発売
本体 3,800円 税込 4,180円
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目次 | サンプルシートのダウンロード | 読者のご意見 | オススメの一冊
マーケットの振る舞いを理解し、自分だけの優位性(エッジ)がわかる
ブルベア大賞 2010-2011 特別賞受賞
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統計的、戦略的なエッジ(優位性)を味方につけて、「苦労しないで賢明にトレードする」秘密を学ぼう!
トレーディングエッジを最大にする方法が明らかに!
エッジがなければ、トレーディングはそのコストによって長期的には損失になる。トレーディングのエッジを獲得するためには、マーケットのなかで統計的に優位な「何か」を探さなければならない。そして、最高のエッジは、トレーダー心理が引き起こすマーケットの転換期に現れる。本書では、投資のエキスパートであるボー・ヨーダーがどのマーケットでもエッジ分析を使い、現在使っているトレード戦略を磨き上げるための洞察を披露している。
本書は、統計的確率の重要性とそれを人間の行動によって予測不可能になっている金融市場に応用する方法を教えてくれる。この本質をついた本書を読めば、特定のトレード戦略の期待利益を査定し、それが持つマーケットエッジを最大限に活用する計画を練り上げるための方法が分かる。成功したトレーダーたちがエッジ分析を通して達成して発見したことを、読者にもぜひ学んでほしい。それは――
- 収益を増やす
- 低リスクのレバレッジを増やしてドローダウンを減らす
- 利益の漏れを探し出し、なくすための鋭い目
- 仕掛けのための正確なタイミング
ボー・ヨーダーは、株式、先物、FXなどの市場で、マーケット環境にかかわらず、利益を増やしてエッジを最大にする方法を、世界中の何千人ものトレーダーに教えてきた。統計的確率に基づいてトレード判断を下すことで、これまでよりも自信と管理力と理解力をもってトレードできるようになるからだ。本書を読めば、明快な説明と実例によって「苦労せずに、賢明にトレードする」という価値ある秘密を学ぶことができる。そして、この実績ある手法を読者のトレード戦略に適用するための必要なツールは、付録に掲載されている多様かつ実践的なワークシートにすべて含まれている。
マーケットの動きと、その原因である非効率を理解することは、投資家として利益を上げるために欠かせないスキルと言える。本物のエッジを得るためには、どのマーケットでもトレーダーは成功確率を見極めなければならない。本書は、トレーディングのための武器庫に欠かすことのできない強力な手法とツールを提供してくれることだろう!
目次
監修者まえがき
序文
第1章 「エッジ」とは何か
ギャンブルのルール
統計的エッジの力
確率論の基本
統計的優位を最大にする
サンプルとモデル
期待利益
ポーカーの教え
現実とのギャップ
第2章 ペイアウトサイクル・ペイバックサイクル
損益の周期性
PPサイクルを予想するには
転換期のかなめとなる出来事を見極める
第3章 選択的な攻撃性
10Kルール
リスク・リワード戦略
低勝率・高リスク・リワード・レシオの戦略
高勝率・低リスク・リワード・レシオの戦略
練習問題
第4章 トレード計画を立てる
規律とは何か
ストップロスの水準は慎重に選ぶ
リスク額の正確なレベルを決める
トレード計画を立てる
困難なマーケットに備える
計画に従う
第5章 自分のエッジを活用する
内容が乏しいトレード計画
小さな利益と大きな損失
ポジションサイズが適当ではない
価格変動のリスクを受け入れられない
マーケットに対するアプローチが一貫していない
自分の戦略のエッジを使いこなす
レバレッジ
増し玉をする
富を生み出すトレードプログラムを開発する
第6章 トレーダーか、投機家か、それとも投資家か
アキュミュレーション・ディストリビューション・サイクル
小売業のシナリオ
金融市場のシナリオ
損失に対する恐怖
売る理由
トレーダーの学習曲線
神秘のフェーズ
「ホットポット」フェーズ
悲観的フェーズ
迷いのトレーディングフェーズ
内面的飛躍フェーズ
マスターフェーズ |
第7章 マーケットはなぜ動くのか
利益を上げるための投機
大衆が思っている方向を見極める
株価チャート
第8章 多数派は常に間違っている
20EMA
第9章 パターン認識のワナ
ペナントパターン
モグラトレード
マグネットトレード
チャートのストーリーを読む
第10章 高値と安値を観察する
行動の動機付け
儲かるトレードは退屈だ
降伏トレード(もし可能ならば)
マーケットの高揚期
ピークリバーサルの心理
自分のストレス反応を管理する
第11章 自分はどのようなタイプのトレーダーか
テスト1――力がつくまでの長い期間を生き残る
テスト2――安定したリターンを達成する
テスト3――柔軟性を学ぶ(変化を恐れないこと)
自分の性格に合ったエッジを探す
逆張りトレード
1週間の価格動向を利用する
複数の時間枠のトレンド
高いリスク・リワード・レシオ
勝率はひどく過大評価されている
「安全」なトレードも失敗することがある
LTCM
アマランス・アドバイザーズ
ビクター・ニーダホッファ
為替市場の魅力
第12章 マネーマネジャーを雇う
ファイナンシャルプランナーに聞くべきこと
1.ポジションごとのリスク管理をどうしているか
2.どのようにして、つもりトレードの利益を本当の利益として実現するか
3.平均ドローダウンをどの程度と予想しているか
4.報酬体系はパフォーマンスを基本としているか
5.すべての資産を現金にしておくことに対してどう思うか
自分の投資哲学について考える
ETFへの投資
ときどき……戦略を少し変更してみる
リワードはリスクと相関している
第13章 まとめ
第14章 幸運と素晴らしいトレーディングを祈る
付録A 基本のエッジ分析ワークシート
付録B トレード計画用ワークシート
付録C トレーディング・チャレンジ・ワークシート
付録D 複合利益ワークシート
付録E 執行コストワークシート
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著者紹介
ボー・ヨーダー(Bo Yoder)
プロのトレーダー兼著者で、トレーディングエッジとリスクマネジメントが専門の金融コンサルタントでもある。トレーディングに関心を持ったのは1990年代初めで、ある冬に行った少額の投資がスキーのインストラクターとして得ていた収入と同じ利益を上げたことがきっかけだった。このことで、仕事を辞めてフルタイムトレーダーに転身したヨーダーは集中的に勉強と調査を行い、独自のトレード戦略を考案した。彼は、今日でもこの一連の戦略を使って、世界中のマーケットでエッジを増やしている。ペイアウトサイクル・ペイバックサイクルや流動性プールの発案者としても有名で、世界中のセミナーや業界のイベントなどで講演を行っている。また、ライブイベントやウエビナーやDVDシリーズなどでも個人投資家やプロに対してエッジを最大限に生かすためのプログラムを展開している。講演会や個別の顧客に対するコンサルティングを行う以外は、ネットトレーディングによって可能になる自由を謳歌しながら、自宅のあるメーン州で過ごしたり、金融市場にインターネットでアクセスできる世界中の場所を飛び回ったりしている。テクニカル・アナリシス・オブ・ストックス・アンド・コモディティース誌、トレーダー誌、アクティブトレーダー誌などによく寄稿し、『マスターリング・フューチャース・トレーディング(Mastering Futures Trading)』などの著書がある。
読者の推薦
「トレーディングエッジ入門」
本来、本書のサブタイトルに、「資金管理入門書」と付け加えるべきではないかと思う。
著者は、数多くのトレーダーから資金管理のコンサルタントとして長年、活躍してきている。
その経験から、“ペイアウト”、“ペイバック”という2つのサイクルが各トレーダーの収益カーブに存在していることをわかりやすく解説している。
損失が増えていく前に、どのように対処すべきか、これまでのトレーディング結果から分析することが有効であると著者は主張している。
ドローダウンの期間をコントロールするために多くの運用者やトレーダーが膨大な時間を費やしているが、一つの回答が存在していない。
著者は、サイクル分析からこのドローダウンを管理することに提案している。
10Kルールなど、これまで多くのトレーダーの運用結果をもとに、あるリスクに対しての目標リターンの求め方を紹介している。
これは、あくまで目安であって統計的な裏付けがされていないため、本書に書かれているままに資金計画を立てるのか危険だと思うが、トレーディング計画を構築していく上で参考になるアイデアだと思う。
トレーディング手法を紹介しているわけではなく、トレーディングルールから導き出される結果をもとに資金管理をどのように立てるか解説したマネーマネジメントの入門書!
今までマネーマネジメントにふれた事がないトレーダーにお薦めの一冊!!
記:なりた・ひろゆき
読者のご意見
投資の本質を説明されていて非常にためになった。自分にとっては投資のバイブル的な書。...もっと見る
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