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経済学が暴く多数決の致命的な欠陥
慣れ親しんだ決め方である多数決は欠陥だらけの方法だった。『多数決を疑う』の著者である坂井豊貴氏が、民主的な「みんなの意見のまとめ方」を経済学のツールを使って解説。「多数決」と「数の暴力」はどう違うのか? 曖昧でいい加減な「民意」「選挙」の議論を叩き切る! 選挙の前にぜひとも読みたい一冊。
第2部 三択以上の投票で優れている決め方は何か
第5章 決め方を精査する
第6章 ベストな配点を考える
第7章 「絶対評価」で決めるとどうなるか
第3部 二択投票で多数決を正しく使いこなす
第8章 多数決で正しい判断ができる確率
第9章 多数決と暴力は何が違うのか
第10章 国会は多数決を正しく使えているのか?
第11章 法廷の「決め方」を分析する
第4部 多数の意見を尊重すべきでないとき
第12章 費用分担をフェアに決める
第13章 「決闘への満場一致」は尊重すべきか
第14章 個人の自由と満場一致はときに対立する
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