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三沢誠 [電子書籍] 新 為替の教科書

[電子書籍] 新 為替の教科書

三沢誠
パンローリング
ダウンロード販売 ZIP 245頁 2016年6月発売
本体 5,000円  税込 5,500円
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はじめに

2006年1月に、為替の教科書を出してから、はや10年が過ぎました。
そしてこの10年の間に、本当にいろいろ出来事がありました。
リーマンショックや、その影響による世界中の景気後退、唯一景気を先導していた中国経済の失速、日本では、深刻なデフレ進行を背景とした大幅な円高、それを相次ぐ政権交代から第二次安倍政権の三本の矢による政策を背景にしたドル円の大幅上昇、ユーロの深刻な景気後退、各国間の通貨安競争、大幅な原油安、新興国の景気減速・失速、そして最近では、米利上げ転換にみる各国間の経済格差・景気格差・金利格差、流行になった?マイナス金利…などなど、上げたらきりがないほど、次々と材料が出て、上へ下へ日々為替相場を変えてきました。
そして、実は、その為替相場自身にも、この10年で、大きな変化が出てきました。

目次

初級編
Step1 FX 取引で儲けるために必要な準備

  1. FX取引って儲かるの?!《相場に100%はない!》
  2. 儲けるためのコツってあるの?!《儲けるための3つのコツ》
  3. 一般投資家の現状の取引状況は……《現状の取引課題とは》
  4. 儲けるために必要なこととは……《手堅く儲けるための4つの基本事項》
  5. 基本事項その1 儲ける目的と目標(額)を作りましょう!
  6. 基本事項その2 取引には心構えが必要です!
  7. 基本事項その3 為替取引に自己ルール作りを!
  8. 基本事項その4 為替相場や為替取引の知識、傾向・パターンを知りましょう!

Step2 為替(FX)取引で本当に必要な知識(相場や取引の知識、傾向・パターン)

  1. 為替(FX)取引の3 大特徴って?
    1. 為替(FX)取引は(外貨預金ではなく)取引をして儲けるもの
    2. 為替(FX)取引は売り買い自由にできる
    3.24 時間いつでもどこでも取引可能

  2. 為替相場を動かすといわれている主な要因とは……
    1.ファンダメンタルズ(簡単に言えば各国の政治・経済状態)
    2.金利格差・金利動向(各国の公定歩合の比較、長期債券金利の比較)
    3.実需(輸出業者・輸入業者、国・機関投資家による外債投資と利払いなど)
    4.テクニカルチャート分析(過去のデータから将来の動きを予測)
    5.地政学的避難(取引通貨や運用資産を一時的に安全な地域へ避難移動)
    6. 原油相場動向

  3. 為替相場を事実上動かしている本当の理由“ 裏要因” とは……

  4. 為替相場の本当はどうやって動くのか
    1. 為替市場は投機だらけだ!
    2. 為替相場を動かす裏要因の実態
    3. 考えることは世界中一緒
    4. ノックアウトオプションもストップオーダーの1つ
    5. 本当の為替市場の動きとは表要因と裏要因の合体作品

  5. 世界3 大外国為替市場とその特徴
    1. 東京市場
    2. 欧州市場
    3. NY 市場

  6. 《BUY THE RUMOUR,SELL THE FACT》

  7. 1日の勝利パターン《デイトレ・短期取引者向き》

  8. 1日の勝利パターン《デイトレ・短期取引者向き》を阻害する近年の新たな要因

  9. 1週間の勝利パターン《中期取引者向き》
    為替取引の基本姿勢
    1.ドル/円は世界一周でやっと1 円の動き
    2.“指値オーダー” こそ大きく取るコツ!
    為替取引に本当に必要な材料は何?
    1. 情報はたくさんいらない
    2. テレビの情報は正確?
    3. 本当の経験者とは誰?
    4. リバースインディケーター
    5. テクニカルチャート
    最後に取引(の決定)を後押しするもの
    1. 営業担当員のサポート
    2.タイムリーな予想(ストラテジー)

中級編
Step3 為替取引にはこんなにたくさん儲けるためのヒントがある

  1. 目指すべき為替取引と、儲けるコツ

  2. 儲けるための3つの主な取引スタイル
    1. ストラテジーによる取引
    2. 成り行き(追いかけ)による取引
    3. 傾向・パターンによる取引

  3. 傾向・パターンによる取引《時間的傾向・パターン》
    1.東京朝10時仲値
    2. 外債発行値決め
    3.3 大市場閉場時間
    4. 東京午後ゆり戻し時間
    5.NY 市場オープン前
    6.NY の午前中=いろいろな売り買いの材料がごった返す時間&次なるストップ狙いの動き
    7. 長期的な観点での時間的傾向・パターン

  4. 傾向・パターンによる取引《局面的傾向・パターン》
    1. 輸出企業によるドル売り
    2. 輸入企業によるドル買い
    3.間接介入(郵貯/ 簡保玉・年金玉)
    4.口先介入(各国要人発言)
    5. 直接介入
    6. オプション絡みの防戦買い・売り

  5. 傾向・パターンによる取引《テクニカル的傾向・パターン》
    1. チャートポイントによる取引
    2. 高値・安値狙いによる取引
    3.RSI(相対力指数)を利用した取引
    4. レンジギャップを利用した取引

Step4 超簡単テクニカル分析 チャートだけで決める取引方法

  1. ストラテジーを作るベース(基)となるもの
    1. ファンダメンタルズ
    2. 実際に相場を動かすその時々の取引材料や取引情報
    3. チャート分析
    4. 傾向・パターン
    5. 総合的判断

  2. 三沢式チャート分析の考え方 1.短期・デイトレ(数時間から1 日程度の取引)のためのストラテジー作成
    2.中・長期(数日から1 か月程度の取引)のためのストラテジー作成
    3. 超短期のストラテジーあるいは瞬間(数秒・数分から1 時間程度の取引)のためのストラテジー作成

  3. 超簡単ストラテジーの作り方(基礎編)《ストラテジーを作る上での 言葉の定義・約束事(ルール)》
    1. 取引の期間
    2.取引の方針(判断)
    3. 取引の方向
    4. 取引の方法
    5. 利益確保の基準
    6.損切りの基準(損切りオーダー)
    7. ストラテジーの中身
    8. 便利な取引方法

  4. 超簡単ストラテジーの作り方(実践編)《チャート分析のための『トレンドライン』の引き方》
    1. トレンドラインでチャネル作成
    2. チャネルを利用したチャート分析
    3. チャート分析とストラテジー作成での柔軟性
    4. チャート分析だけのストラテジー作成の長所・短所
    5. チャネルを利用した最新の実践チャート分析


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著者プロフィール

三沢誠(みさわまこと)

1978年 早稲田大学卒。香港上海銀行(現HSBC)に入行 カナダ ノヴァ・スコシア銀行(現スコシアバンク)、米国 ケミカル銀行(現JPモルガン)、英国 バークレイズ銀行、スイス クレディ・スイス銀行(現クレディ・スイス)でチーフディーラーを歴任。
年間で20年以上1回も損失なし。月間での損失は20年以上の間でたった1回。 それ以外の月は全部プラスという驚異の実績を作り上げる。
2002年からはFX取引の世界に身を投じ、有力FX会社へストラテジーを配信しながら自らもトレードを行う。特に三沢誠が配信する世界三大市場におけるストラテジーには定 評がある。FX・証券会社が主催するセミナーで講師を行い、「ヤカラ」という言葉で、一躍、時の人となった。
主な著書に『為替の教科書』『為替取引の精度を高めるワンランク上のFX』がある。

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