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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/11/18 11:13, 提供元: フィスコ 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米利下げ期待の後退などを警戒*11:13JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、米利下げ期待の後退などを警戒【ブラジル】ボベスパ指数 156992.93 -0.47% 17日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比745.76ポイント安(-0.47%)の156992.93で引けた。日中の取引レンジは156,567.60-157,900.50となった。 前日の終値近辺でもみ合った後は後半下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の後退が警戒され、売りは優勢。また、原油価格の下落なども圧迫材料となった。このほか、通貨レアル安の進行が指数の足かせに。半面、中国の景気対策への期待感が指数をサポートした。 【ロシア】MOEX指数 2510.64 -0.60% 17日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.04ポイント安(-0.60%)の2510.64で引けた。日中の取引レンジは、2501.71−2521.49。ロシア経済の先行きは不透明であること、原油価格は伸び悩んでいることが嫌気されたようだ。 【インド】SENSEX指数 84950.95 +0.46% 17日のインド株式市場は強含み。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比388.17ポイント高(+0.46%)の84950.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは103.40ポイント高(+0.40%)の26013.45で取引終了。 30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が20、下落は10、変わらずは0で買いが優勢。エターナル(ETERNAL)、コダックマヒンドラ銀行(KMB)が主に上昇。一方、タタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークルズ(TMPV)はさえない動きとなった。 【中国】上海総合指数 3972.04 -0.46% 17日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前営業日比18.46ポイント安(-0.46%)の3972.04ポイントと続落。国内経済の先行き不安が強まっていることが嫌気されたようだ。金融株の下げが目立ったようだ。中国農業銀行(601288/SH)が2.1%安、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%安。医薬株も弱含み。津薬達仁堂集団(600329/SH)が4.5%安、昭衍新薬(603127/SH)が3.9%安。 一方、不動産株はややしっかり。京能置業(600791/SH)が5.1%高、中華企業(600675/SH)が2.3%高。そのほかでは、軍需産業、エネルギー、ハイテクなどのセクターの一部に投資資金が向かったようだ。なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)安の256.95ポイント、深センB株指数が5.70ポイント(0.43%)安の1315.76ポイントで終了した。 《AK》 記事一覧 |