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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/10/14 14:57, 提供元: フィスコ ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)*14:57JST ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)ホリイフードサービス<3077> ●DAIBOUCHOU 将来的には、インバウンド向けで成功した業態を、他の地域や店舗にも横展開していくというイメージでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 はい、それも検討しております。現状の既存ブランドの横展開や、国内向けの新業態を開発しての展開も考えていますが、特定の地域でインバウンド需要が高ければ、インバウンド向けブランドを横展開するという方法も十分に可能だと考えています。 ●DAIBOUCHOU 確かに、さまざまな業種・業態で開発されており、例えば「俺の生きる道」の塩焼きそばも非常に魅力的です。こうした成功事例があれば、それを横展開していくことも可能ということですね。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りです。 さらに、今後ホリイフードとして店舗展開を拡大していく中で、既存店舗の売上を伸ばすことも進めていきますが、加えて現状ホリイフードにはない収益源として、FC化やバーチャルレストランのFC化による収益、ECによる収益といった新たな売上が追加されることで、これも大きな成長ドライバーになると考えています。 今回の取り組みでは、インバウンド向けの展開だけでなく、「俺の生きる道 焼きそば本舗」のFC加盟を順次拡大し、さらにEC展開も進めていきます。こうしたコラボブランドや新メニューが増えていくことで、非常に大きな成長ドライバーになり得ると考え、現在計画を進めているところです。 ●DAIBOUCHOU バーチャルレストランについて、少し理解が難しいのですが、例えば既存の飲食店が塩焼きそばを調理して配達するといった形でしょうか。そのようなイメージでよろしいでしょうか。 また既存の飲食店がバーチャルレストランも運営するという形でしょうか。それとも、まったく新しく立ち上げるイメージでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 はい。当社の直営店舗としても「俺の生きる道」は店内販売やデリバリーで展開しています。ただ、このブランドは非常に人気が高いため、当社以外の全国の飲食店様にもフランチャイズ加盟いただき、取り扱いを広げていきたいと考えています。フランチャイズ加盟店を増やすことで、全国各地で「俺の生きる道」を提供できるようになり、県内外で収益が拡大していきます。 さらに、EC販売も伸びています。これは「俺の生きる道」だけでなく、他の新しいブランドでも同様に展開できれば、その分だけ収益の上積みが可能になります。こうした取り組みを現在の事業収益にプラスしていくことで、成長を加速させたいと考えています。 ●DAIBOUCHOU 確かに、既存の飲食店からすると、現在のビジネスはそのまま維持しつつ、既存の厨房機器を活用して新たに塩焼きそばを作り、販売するという副業のような位置付けになりますね。 「バーチャルレストラン」と聞くと、新しく厨房機器を揃えて始めるのかと思っていましたが、そうではなく、大きな負担をかけずに新しい事業を展開できるということですね。 よく飲食店の前に「宅配専用ブランドも展開しています」と掲示している店舗がありますが、宅配業者が商品を引き取りに来るスタイルです。そうした取り組みの一つが、「俺の生きる道」の塩焼きそばという理解でよろしいでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りです。 ●DAIBOUCHOU なるほど、理解しました。つまり、そのフランチャイズ展開の本部を御社が担おうとしている、という理解でよろしいでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りです。 ●DAIBOUCHOU さらに一点お伺いします。御社は「一心たん助」の「Globridge(グロブリッジ)」とも業務提携をされていますが、この提携を通じて、どのような施策でブランド価値や客単価の向上を図っていかれるのでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 グロブリッジ社との取り組みについてはさまざまな施策を検討していますが、まずはマーケティング面での改善を共同で進めるために提携しています。 具体的には、まず予約ページに入ってからのコンバージョン(CVR)の改善に取り組んでいます。また、ページの閲覧数(PV)を増やす施策、そしてGoogle広告の強化にも注力しています。この3点を中心に、現在特に力を入れて進めているところです。 ●DAIBOUCHOU つまり知名度向上や、いわゆるSEO対策のような施策ということですね。 例えば「居酒屋」と検索した際に御社のページが表示されるようにする、といったイメージでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りです。まさにGoogle広告の強化など、そのような施策を進めています。 ●DAIBOUCHOU 加えて、牛タンやカニといった比較的高価な食材をメニューに取り入れ、客単価の向上を図るといった施策も検討されているのでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 その点については、現在ちょうど社内で検討している段階です。まずはマーケティング面の課題を解消した後に、次のステップとしてメニュー開発に取り組む予定です。 当社としては、マーケティング施策が整ったタイミングで、次に重視したいのはお客様の満足度向上です。そのため、メニュー開発にとどまらず、接客の改善も含め、口コミ評価の向上につながる施策を進めていきたいと考えています。店内の改善も含め、総合的に取り組む方針です。 ●DAIBOUCHOU 確かに、最近はGoogleの口コミなどを参考にして判断するお客様も多いですから、それらを着実に改善していきたいということですね。 居酒屋業界でもサービスや品質に問題がある店舗もあります。そのため、サービスやメニューの質を向上させ、総合的に評価を上げていくことが重要だと思います。最近は、御社のGoogle口コミの評価も上がっていると聞きますが、その点についてはいかがでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 現在のGoogle口コミ評価はおおよそ4.2です。ただ、まださらに向上させる余地はあると考えています。そのため、マーケティング施策が整った次のタイミングで、改善に取り組んでいきたいと思っています。 ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)に続く 《KM》 記事一覧 |