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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/07/23 11:07, 提供元: フィスコ

エムアップ Research Memo(7):会員基盤の拡大や、EC、電子チケットの伸びにより大幅な増収増益を実現

*11:07JST エムアップ Research Memo(7):会員基盤の拡大や、EC、電子チケットの伸びにより大幅な増収増益を実現
■エムアップホールディングス<3661>の決算動向

2. 2025年3月期決算の概要
2025年3月期の業績は、売上高が前期比38.8%増の25,782百万円、営業利益が同43.9%増の4,065百万円、経常利益が同43.4%増の4,113百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.3%増の1,664百万円と期初計画を上回る大幅な増収増益を実現した。

主力の「ファンサイト事業」「EC事業」「電子チケット事業」がそれぞれ順調に拡大した。「ファンサイト事業」は、新規FC獲得とそれに伴う課金会員数の伸びが想定を上回り業績の伸びをけん引した。「EC事業」も、「ファンサイト事業」の会員数の伸びとともに順調に拡大。特に活況を呈しているライブやコンサートと歩調を合わせた取り組みや会員限定販売・事前販売などのファンニーズに寄り添ったサービスが奏功した。「電子チケット事業」についても、取り扱いアーティストが着実に増加し発券枚数が伸びたほか、周辺サービス(オンラインくじ等)を付加したサービス単価の向上、公式二次流通サービスとして高い評価を受けているチケットトレードの着実な成長により順調に拡大した。

利益面でも、円安に伴うAWSサーバー代の上昇に加え、新規事業等への先行費用が発生したものの、課金会費数が想定以上に伸びたことや収益性の高い「EC事業」「電子チケット事業」の伸びにより大幅な増益を実現し、営業利益率も15.8%(前期は15.2%)に改善。

財政状態については、現預金の増加や「EC事業」の拡大等に伴い売上債権が増えたことから、資産合計は前期末比32.9%増の25,983百万円に拡大。自己資本についても、配当や自己株式取得を実施した一方、それを上回る内部留保の積み増し(利益剰余金の増加)により同21.4%増の7,707百万円に拡大した。それらの結果、自己資本比率は29.7%(前期末は32.5%)に若干低下している。

主なセグメント別の業績は以下のとおりである。

(1) コンテンツ事業
売上高は前期比40.8%増の21,838百万円、セグメント利益は同38.8%増の3,635百万円と大幅な増収増益となった。そのうち、主力の「ファンサイト事業」の売上高は前期比39.5%増の19,349百万円であった。トレンドアーティストの新規案件の獲得※1やリアル施策と連動したファンサービスの強化※2により課金会員数が想定以上に拡大※3。特に、大型アーティストのファンクラブ獲得が業績の伸びに寄与したようだ。また、日本アーティストに対する海外からの関心の高まりを追い風として海外会員施策※4も好調、海外展開への展望も開けてきた。さらに、新たな技術領域への対応として、Web3.0関連の取り組みにも着手した※5。

※1 新規FC開設数は前期比約118%増に増加した。同社独自のファンクラブプラットフォーム「Fanpla Kit」の利用アーティストは前期比約137%増となっている。
※2 チケット先行受付や会員限定イベントなど
※3 課金会員数は前期比約127%増に増加した。
※4 アーティストの海外公演に合わせた海外会員先行を実施し、新規会員獲得に成功。同時に会員コンテンツの多言語化も推進、会員の海外割合が約10%となる例もある。
※5 将来的なNFT活用やグローバルファンに向けたデジタル資産管理、柔軟な決済手段の拡充などを見据えた技術基盤の構築により、次世代のファン体験の創出にも取り組んでいる。

また、「EC事業」の売上高は前期比51.0%増の2,488百万円であった。活況を呈するライブ・コンサート並びにアーティスト・ファン基盤の拡大を背景にとして、引き続き利便性とファン体験の向上を両立した取り組み※1や高アクセス対応のストア構築※2が奏功し、物販売上げ及び商品取扱高の拡大につながった。また、新たなファン体験として定着しつつある「Fanpla Chance」(オンラインくじ)も好調であり、利用件数・単価ともに増加した。さらに公式ECサイトと「YouTube」の連携も開始し、販売チャネルの拡大にも取り組んだ。

※1 会員限定の特典施策やバリエーション豊かな商品企画を実施したほか、コンサート会場でのキャッシュレス決済や事前購入、会場受取サービスの拡充などに取り組んだ。
※2 「Shopify」を活用しアクセス集中時でもストレスなく商品閲覧や購入可能なストアを構築。大規模販売による売上拡大に貢献した。

利益面でも、円安によるサーバー費の上昇や次世代ファンビジネスを見据えた新規事業への投資、人件費増といったコスト要因があったものの、増収による収益の押し上げによりカバーし大幅な増益を実現した。特に、会員単価の増加(会費値上げ効果を含む)や収益性の高い「EC事業」の伸びによりセグメント利益率は16.6%(前期は16.9%)と高水準を維持することができた。

(2) 電子チケット事業
売上高は前期比29.5%増の3,921百万円、セグメント利益は同16.8%増の1,055百万円と増収増益となった。取り扱いアーティスト数の着実な拡大と、音楽ライブ市場の活況を背景に、電子チケットの発券枚数は過去最高を更新。また、電子チケット機能の外部提供も増加しており、収益機会の拡大と電子チケットの普及拡大にも寄与した。一方、「チケットトレード」についても、不正転売への対策ニーズはもちろん、幅広いニーズに対応する公式二次流通サービスとしての評価を高め、チケットトレード成立件数、チケットトレード実施案件数※ともに右肩上がりの成長トレンドを続けている。また、演劇・スポーツ・イベントなど非音楽領域への展開にも進展があった。さらにはアーティストのサイン入りグッズなどが当たる「くじプラ」(オンラインくじ)や「メモコレ」など、ライブやチケットと連動したファン向けサービスも順調に伸びている。特にスポーツ領域での採用が拡大し、顧客単価の向上に寄与した。周辺領域として展開するスポーツ向けのデジタルカードコレクションアプリにおいては、野球、バスケットボール、バレーボールの選手カードの販売が好調であったほか、新たにJリーグクラブとの連携も進展しており、新たな成長領域として取り組んでいる。

※ チケットトレード成立件数は前期比122%の33万枚、チケットトレード実施案件数は同113%の1,236件に拡大した。

利益面でも、円安によるサーバー費の上昇などコスト要因があったものの、収益性の高いチケット販売(手数料収入)の伸びや単価向上等により大幅な増益を実現した。セグメント利益率は26.9%(前期は29.9%)と若干低下したものの、依然高い水準を確保している。

3. 2025年3月期の総括
2025年3月期を総括すると、大型案件の獲得による特殊要因があったものの、その影響を除いても、各事業・サービスが順調に拡大しており、同社の会員基盤を起点として連動するビジネスモデルがしっかりと機能していることが確認できた。特に、音楽ライブ・コンサートが活況を呈するなかで、その勢いを確実に取り込めているところは同社のファンサービスビジネスの実力を示していると言えるだろう。また、今回の大型案件についても同社ならではの誘引力があってこそといった見方もでき、今後もこのような上振れ要因は十分に期待できる。戦略面では、注力するグローバル展開において具体的な動きが出てきた。特に、海外からの人気も高い日本のアーティストの海外進出支援を通じて、海外ファンも獲得できているところは今後に向けて明るい材料である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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