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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/28 14:05, 提供元: フィスコ ステップ---2Q増収増益、小中学生部門・高校生部門の入試結果が今年も好調*14:05JST ステップ---2Q増収増益、小中学生部門・高校生部門の入試結果が今年も好調ステップ<9795>は24日、2025年9月期第2四半期(24年10月-25年3月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.0%増の81.59億円、営業利益が同5.3%増の23.52億円、経常利益が同5.3%増の23.98億円、中間純利益が同5.5%増の16.52億円となった。 当年度の第2四半期では、中学3年生・高校3年生が入試に挑んだ。また生徒募集においては、新年度入会生が集中する時期にあたる。2月〜3月にかけて発表された入試結果は、小中学生部門・高校生部門ともに今年も好調だった。小中学生部門では、神奈川県の学力向上進学重点校8校には1,367名(前年1,320名から47名増)が合格した。重点校8校の全合格者における占有率は52.7%であり、今年も合格者の半数以上をステップの塾生が占めた。また、重点校と同様に特色検査(筆記式)を実施している「学力向上進学重点校エントリー校」においても、10校で計1,222名(前年1,187名から35名増)が合格した。なお、この10校の全合格者における占有率は42.6%となっている。高校生部門の大学合格実績は今春特に好調で、国公立大学全体の合格者は過去最高を更新し410名(前年354名から56名増)となった。また、私立大学においても、前年に続き過去最高を更新している。学童部門は各教室の生徒募集が引き続き好調となっている。特に湘南教室、辻堂教室は新年度の予約が好調に推移し、多くの学年が満席で新年度をスタートしている。また茅ヶ崎教室、白楽教室も小1・小2生を中心に生徒数が伸びている。STEPキッズの5教室目となる湘南台教室も3月に開校し、初年度募集は小1・小2生のみだが、順調なスタートとなっている。 当年度中の新規開校については、小中学生部門で3月にHi-STEP平塚スクール(JR線平塚駅)を開校した。平塚市内には既存の5スクールがあるが、国公私立の難関校を目指すHi-STEPのスクールとしては、この地域では初めての開校となる。また3月下旬に、Hi-STEP横浜南スクール(横浜市営地下鉄弘明寺駅)を、隣駅にあたる上大岡の地に移転し、Hi-STEP上大岡スクールと改称した。上大岡では高校受験ステップ上大岡スクールが好調で、その2軒隣の建物に開校することで、既存スクールとの相乗効果も期待できるとしている。学童部門では、STEPキッズ湘南台教室(小田急線・相鉄線・市営地下鉄湘南台駅)を3月に開校した。初年度は小1・小2生の募集を行い、2年目に小3生、3年目に小4生の募集を行い、開校して2年後にはSTEPキッズの対象である全4学年が揃う計画としている。生徒募集の状況は、各部門とも引き続き堅調となっている。当中間会計期間における期中平均生徒数は、前年同期と比べ4.7%増加した。高校生部門では、中学部からの進級者を中心に、3月末時点の高校部15校舎中12校舎で高1生が満席もしくは残席が5以下となっており、今期も好調なスタートとなっている。 2025年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比4.1%増の157.14億円、営業利益が同4.6%増の36.74億円、経常利益が同4.1%増の37.09億円、当期純利益が同1.3%増の25.41億円とする期初計画を据え置いている。 《AK》 記事一覧 |