携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 1月27日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー New!
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/01/27 13:07, 提供元: フィスコ

CAICAD Research Memo(7):システム開発業として約50年にわたる実績

*13:07JST CAICAD Research Memo(7):システム開発業として約50年にわたる実績
■沿革

CAICA DIGITAL<2315>は、1989年7月の設立以来、システム開発業を営んできた。後に経営統合した企業の実績を含めると、システム開発業としての実績は約50年にわたる。金融業界向けのシステム開発を主力として業績を伸ばし、2003年3月には日本証券業協会に店頭登録した(その後、東京証券取引所JASDAQ市場に上場。2022年4月の同市場区分再編に伴い、スタンダード市場へ移行)。その後も中国への展開などにより業容は大きく拡大した。

同社にとって大きな転機となったのは、中国における業績面の悪化や有利子負債の増加、さらには過去における不適切な取り引きの発覚(2014年10月)などから、経営体制の刷新、中国事業からの撤退、ネクスグループとの資本業務提携を相次いで実施し、2015年10月期より新たなスタートを切ったことである。成長性の期待できるブロックチェーン技術を活用したFinTech分野を戦略的注力分野と位置付け、とりわけフィスコグループとの連携により、暗号資産関連ビジネスに経営資源を投入してきた。また、M&Aにも積極的であり、2017年2月に(株)東京テック、同年8月に(株)ネクス・ソリューションズを連結化(ただし、2019年9月に売却)した。2017年11月に戦略子会社(株)CCCTを設立し、「暗号資産関連事業」の本格的な事業化に向けた体制を整えると、2018年2月にはeワラント証券(株)(現 カイカ証券(株))などを買収し、新たに「金融商品取引事業」を開始した。さらに2018年12月には暗号資産交換所「Zaif」や「フィスコ仮想通貨取引所」を有する(株)フィスコデジタルアセットグループ(以下、FDAG。現 (株)ZEDホールディングス)を持分法適用関連会社化し、自社グループ内に取り込むなど、FinTech分野のトップランナーとしてのポジションや新たな事業モデル(金融プラットフォーマー構想)の実現に向けて着々と基礎固めを行ってきた。2020年3月にはグループ経営体制を強化すべく、持株会社体制へと移行し、商号も「株式会社CAICA」へと変更。2021年3月には暗号資産交換所を擁する(株)カイカエクスチェンジホールディングスを連結子会社とし、「CAICAテクノロジーズ」「カイカエクスチェンジグループ」のデジタル金融の体制を構築するとともに、同社商号も「CAICA DIGITAL」へと再変更した。

ただ、暗号資産市場の低迷に伴う業績悪化などを背景として、2023年10月31日付けで「Zaif」を含む連結子会社3社を譲渡し、「ITサービス事業」に集中するとともに、Web3事業の拡大に向けた体制を整備した。



■業績推移

2019年10月期以降、外部環境の影響などにより業績は低迷するも、「金融サービス事業」の再編や「ITサービス事業」の底上げにより足元の業績は回復傾向

この数年の売上高を振り返ると、既存の大手SIer向けの開発案件は総じて堅調に推移した一方、売上高全体では、連結子会社の動き(連結対象範囲の変更)や暗号資産市場の混乱などによる影響を大きく受けてきた。2018年10月期は、ネクス・ソリューションズやeワラント証券などの連結効果により大幅な増収を実現したものの、2019年10月期は外部要因やネクス・ソリューションズの連結除外などにより下振れるとともに、2020年10月期についても新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響やクシムの連結除外などにより低調に推移した。2021年10月期はクシムの連結除外による影響が残ったものの、カイカエクスチェンジホールディングスの連結化(6ヶ月間の上乗せ)によりほぼ横ばいを確保した。2022年10月期はカイカエクスチェンジホールディンスの連結効果(残り6ヶ月分の上乗せ)と「ITサービス事業」の伸びにより増収を確保したが、暗号資産市場の混乱による影響を受け、計画に対しては下振れる結果となった。2023年10月期も「ITサービス事業」が順調に伸びた一方、暗号資産市場の低迷による影響が続き、「金融サービス事業」が大きく落ち込んだ。ただ、「Zaif」を含む連結子会社3社を譲渡し、「金融サービス事業」の再編に踏み切った2024年10月期は、「ITサービス事業」の伸びにより増収となり、今後も増収基調が続く見通しである。

一方、利益面に目を向けると、2017年10月期の営業利益率は5.6%の水準を確保したものの、2018年10月期から営業損失を計上している。「暗号資産交換所システム」の開発コストや「金融商品取引事業」における基盤整備など、将来を見据えた先行費用のほか、2020年10月期はコロナ禍の影響を受けたトレーディング収益の悪化などが利益を圧迫した。2021年10月期以降も相場下落に伴う暗号資産関連ビジネスの下振れなどにより営業損失が継続した。一方、経常利益については、持分法投資損益や暗号資産売却損益などの影響により大きく増減してきたことに注意が必要である。2018年10月期は暗号資産売却益(915百万円)により営業損失を大きくカバーする格好となったが、2019年10月期はFDAGによる持分法投資損失により、損失幅がさらに拡大した。2022年10月期以降についても暗号資産市場の低迷により、経常損失を計上した。2024年10月期は暗号資産の評価切り上げによる影響を受けたものの、「ITサービス事業」の伸びにより大幅な損益改善を実現した。

財政状態については、積極的なM&Aにより2018年10月期末の総資産が100億円を超える水準に到達すると、2021年10月期末には「Zaif」を擁するカイカエクスチェンジホールディングスの連結化により、1,000億円を超える規模にまで大きく拡大した。一方、自己資本比率については、2016年10月期末は21.7%に留まっていたものの、新株予約権の行使や内部留保の積み増し、2017年11月に実施した第三者割当増資により改善を図ったことに加え、2020年9月にはライツ・オファリングによる資本増強を実現し、2020年10月期末の自己資本比率は81.8%と大きく改善した。ただ、既述のとおり、カイカエクスチェンジホールディングスの連結化に伴い、2021年10月期末の財政状態は大きく変化し、自己資本比率も10.3%に低下した。しかし、2023年10月期末には「Zaif」を含む連結子会社3社の譲渡によりバランスシートが大きく圧縮され、自己資本比率は70%を超える水準に戻った。



■株主還元

2014年3月期以降、積極的な投資継続により配当実績はなし

同社は、財務基盤の強化を進めながらも、暗号資産交換所システムの開発やM&Aを含めた各事業の立ち上げ、暗号資産交換所への参入などに積極的に投資を行ってきたことから、2014年3月期以降、配当実績はない。2025年10月期の配当についても現時点で未定となっている。ただ、「ITサービス事業」の伸びにより、将来的には復配の可能性は十分に考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


《HN》

記事一覧

  • 2025/01/28 03:39:NY外為:ドル底堅い、米2年債、5年債入札後
  • 2025/01/28 02:07:BTC、10万ドル割れ、テック株急落を警戒し金融資産売られる【フィスコ・暗号資産速報】
  • 2025/01/28 02:10:NY外為:BTC、10万ドル割れ、テック株急落を警戒し金融資産売られる
  • 2025/01/28 01:41:【市場反応】米1月ダラス連銀製造業活動指数、予想外に上昇、ドル売り一段と後退
  • 2025/01/28 00:14:【市場反応】米12月新築住宅販売件数は予想以上に増加、ドル売り後退
  • 2025/01/27 20:01:欧州為替:ドル・円は154円割れ、米金利の低下で
  • 2025/01/27 19:22:欧州為替:ドル・円は続落、米ナスダックの急落に警戒
  • 2025/01/27 18:20:欧州為替:ドル・円は155円割れ、ユーロ・ドルは強含み
  • 2025/01/27 18:15:日経平均テクニカル:続落、+1σ割り込みシグナルはやや悪化傾向に
  • 2025/01/27 18:02:アドバンスクリエイト---2024年12月度当社の業績概要
  • 2025/01/27 18:00:27日の香港市場概況:ハンセン0.7%高で続伸、百度3.9%上昇
  • 2025/01/27 17:55:ヒガシトゥエンティワン---3Q決算は2ケタ増収増益、全てのセグメントが順調に推移
  • 2025/01/27 17:54:ティア---ティアの樹木葬「樹木想 中川称円寺」(名古屋市中川区)が開業
  • 2025/01/27 17:51:アドバンスクリエイト---2024年12月度当社の業績概要
  • 2025/01/27 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米FOMCで利下げ一服にらみドル買い継続
  • 2025/01/27 17:17:東証グロース市場指数は小反落、大引けにかけてマイナス転換
  • 2025/01/27 17:08:東京為替:ドル・円は伸び悩み、156円台再浮上も失速
  • 2025/01/27 16:55:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続落、アドバンテストとソフトバンクGの2銘柄で約400円押し下げ
  • 2025/01/27 16:51:27日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で3日ぶり反落、銀行株高で下値は限定
  • 2025/01/27 16:35:東証グロース市場250指数先物概況:時間外での米株指数先物安を受け反落
  • ■投資ニュース

  • 2025/01/28 03:39:NY外為:ドル底堅い、米2年債、5年債入札後
  • 市場最高値「ゴールド」ランキング (12/27更新)

    バックナンバー

    電子書籍 ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2025

    1. 電子書籍 ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2025
    2. 石原順のメルマガ マーケットの極意
    3. メリマンのフォーキャスト2025
    4. DVD 石原順のメガトレンドフォローシグナル
    5. ラリー・ウィリアムズの金トード 黄金の輝き


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。