|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/11/17 16:41,
提供元: フィスコ
日中関係悪化で中国関連株が売られる【クロージング】
*16:41JST 日中関係悪化で中国関連株が売られる【クロージング】
17日の日経平均は続落。52.62円安の50323.91円(出来高概算23億8000万株)で取引を終えた。日中関係悪化への懸念からファーストリテ<9983>など中国関連の一角が売られ、相場の重荷になった。寄り付き後ほどなくして49845.86円まで下押し、取引時間中としては6営業日ぶりに節目の5万円を割り込んだ。ただ、足もとで調整が強まっていたソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>、アドバンテス<6857>といった半導体・人工知能(AI)関連株が買い戻されたことで、前場中盤には50398.16円とプラスに転じる場面もあった。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄数が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、電気ガス、情報通信、石油石炭など14業種が上昇。一方、証券商品先物、空運、小売、パルプ紙など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク、アドバンテス、ソフトバンクG、中外薬<4519>が堅調だった半面、ファーストリテ、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、良品計画<7453>が軟調だった。
日中関係悪化が警戒されるなかで、ANA<9202>、三越伊勢丹<3099>などのインバウンド関連株や資生堂<4911>やサンリオ<8136>などの中国関連株も敬遠された。また、英メディアが「中国のIT大手アリババ集団が、米国内を標的にした中国軍の作戦に技術提供している疑いがある」と14日に報じられたことで、米中摩擦が懸念されたことも投資家心理を悪化させた。一方、前週末にストップ安まで売られたキオクシアHD<285A>が急伸したことは、半導体・AI関連に対する安心感につながったようだ。
日経平均はこう着感の強い展開だった。19日のエヌビディア決算を見極めたいとの見方から積極的に売り買いを仕掛ける向きは多くなく、方向感の定まらない展開だった。エヌビディアの決算については、売上高が前年同期比60%程度の増収と5-7月期と同水準の高成長が見込まれているようであり、市場予想を上回る結果となればAI関連株の出直りのきっかけになるだろう。
《CS》
記事一覧
2025/11/18 05:00:11月17日のNY為替概況
2025/11/18 04:12:NY外為:円全面安、日本の財政リスク&日銀の早期利上げ観測後退
2025/11/18 03:20:[通貨オプション]調整
2025/11/18 02:05:NY外為:BTC上値重い、米利下げ期待後退でリスク資産軟調
2025/11/18 00:09:【市場反応】米8月建設支出は予想外のプラス、ドル買い強まる
2025/11/17 23:03:【市場反応】米11月NY連銀製造業景気指数は予想外に上昇、ドル買い強まる
2025/11/17 21:33:あかつき本社---剰余金の配当(中間配当)
2025/11/17 21:31:あかつき本社---2Qは2ケタ増収増益、不動産関連事業が2ケタ増収増益
2025/11/17 21:30:ソフィアホールディングス---2Qは減収なるも、通信事業が2ケタ増収を果たす
2025/11/17 21:28:テリロジーHD---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、全てのセグメントの売上高が順調に推移
2025/11/17 21:25:ティーケーピー---連結子会社間の合併契約締結
2025/11/17 21:23:ティーケーピー---持分法適用関連会社の連結子会社化
2025/11/17 21:22:筑波精工---特別損失(減損損失)を2026年3月期中間決算で計上
2025/11/17 21:20:筑波精工---2Qは増収、中国の半導体メーカーから大口受注が発生
2025/11/17 21:06:L is B---3Q売上高15.64億円、通期業績予想に対して順調に進捗
2025/11/17 21:04:マイクロアド---2026年3月末を初回基準日とした、デジタルギフトによる株主優待制度の導入を発表
2025/11/17 21:01:マイクロアド---25年9月期データプロダクトサービス・コンサルティングサービスともに売上高・利益が伸長
2025/11/17 20:58:シンシア---3Qは増収・増益、通期予想の上方修正を発表
2025/11/17 20:56:シンシア---業績予想の修正(上方修正)および配当予想の修正(増配)
2025/11/17 20:54:キャリアリンク---2Qも増収・2ケタ増益、事務系人材サービス事業が引き続き順調に推移
|