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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/18 07:43, 提供元: フィスコ 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは527ドル安、ヘルスケアが重し*07:43JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは527ドル安、ヘルスケアが重し■NY株式:NYダウは527ドル安、ヘルスケアが重し 米国株式市場は続落。ダウ平均は527.16ドル安の39142.23ドル、ナスダックは20.71ポイント安の16286.45で取引を終了した。 管理医療会社、ユナイテッドヘルスの下落が重しとなり相場は寄り付き後、下落。トランプ大統領のソーシャルメディア投稿を受け連邦準備制度理事会(FRB)の独立性が揺らぐとの懸念も強まり、売りが一段と加速し、続落した。その後、大統領が記者団に、対中、欧州連合(EU)の貿易取引合意すると自信を表明すると、相場は下げ止まった。終盤にかけ、相場は下げ幅を縮小し、終了。セクター別では医薬品・バイオテク、エネルギーが上昇、ヘルスケア機器・サービスが下落した。 製薬会社イーライリリー(LLY)は経口肥満治療薬の治験で有効性目標達成が明らかになり、上昇。投資会社のブラックストーン(BX)は第1四半期の資金流入が予想を上回り、上昇。住宅建設会社のDRホートン(DHI)は見通し下方修正にもかかわらず堅調な粗利益を好感し、上昇。 管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は第1四半期決算で利益が予想を下回ったほか、通期見通し下方修正が嫌気され、大幅安。クレジットカード会社のアメリカンエクスプレス(AXP)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回り、通期見通しを維持したものの、コストの上昇や支出の鈍化に言及し、売られた。 動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に第1四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:欧州中央銀行が利下げ、ユーロ弱含み 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は141円90銭まで下落後、142円72銭まで上昇し、142円43銭で引けた。米国のトランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を非難し解任の可能性も示唆したため米国資産市場の下落に連れドル売りが優勢となった。その後、米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少したほか、米大統領が訪米中のイタリア首相との会見で、急がないが欧州連合(EU)との貿易取引で合意できると100%確信しているとしたほか、中国と良いをディ―ルすると、貿易に楽観的な見解を示したため警戒感の後退に伴い円売り、ドル買いが強まった。 ユーロ・ドルは1.1336ドルまで下落後、1.1385ドルまで上昇し、1.1366ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が理事会で予想通り利下げを決定。成長見通しリスクも下方としたためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は162円05銭から161円25銭まで下落。ポンド・ドルは1.3220ドルから1.3273ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8160フランから0.8231フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退。 ■NY原油:堅調推移で64.01ドル、一時64.18ドルまで値上り NY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:64.01 ↑2.18)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+2.18ドル(+3.53%)の64.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.96ドル−64.18ドル。世界経済の過度な減速に対する警戒感は低下し、通常取引終了後の時間外取引で64.18ドルまで一段高となった。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 37.41ドル +0.08ドル(+0.21%) モルガン・スタンレー(MS) 109.18ドル +1.32ドル(+1.22%) ゴールドマン・サックス(GS)509.49ドル +10.44ドル(+2.09%) インテル(INTC) 18.93ドル -0.30ドル(-1.56%) アップル(AAPL) 196.98ドル +2.71ドル(+1.39%) アルファベット(GOOG) 153.36ドル -2.14ドル(-1.37%) メタ(META) 501.48ドル -0.83ドル(-0.16%) キャタピラー(CAT) 294.25ドル +4.11ドル(+1.41%) アルコア(AA) 23.32ドル -1.75ドル(-6.98%) ウォルマート(WMT) 93.22ドル +2.03ドル(+2.22%) 《ST》 記事一覧 |