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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/03/10 11:57, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):日駐、アイル、BASEなど*11:57JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日駐、アイル、BASEなどエターナルG<3193>:2523円(+51円) 反発。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は13.2億円で前年同期比20.5%減となり、従来計画の18.2億円を下振れ着地。通期予想は従来の40億円から30.4億円、前期比6.5%減に下方修正している。売上水準が当初計画比で下振れのほか、原価率も想定より悪化したもよう。ただ、第1四半期の状況、並びに、12月以降の売り上げ失速から業績下振れは想定線、目先のあく抜け感にもつながる形へ。 マツオカコーポレーション<3611>:1795円(-151円) 大幅反落。108万1200株の株式売出、16万2100株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人は、広島銀行、日本政策投資銀行、神原汽船、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行となる。投資家層の拡大や流動性の向上につなげる狙いとしている。売出価格は3月17日から24日までの間に決定。目先の需給悪化を警戒する動きが先行している。 アイル<3854>:2101円(-190円) 大幅続落。先週末に上半期の決算を発表している。営業利益は22.6億円で前年同期比1.0%増となり、従来予想の23.6億円を下振れる着地になっている。据え置きの通期計画48億円、前期比12.6%増の達成ハードルはやや高まったとの見方に。人事制度見直しや社員数増加などによる人件費増、販促費などその他販管費の増加が収益抑制要因に。システムソリューション事業におけるハード関連売上も計画未達のもよう。 日駐<2353>:243円(+26円) 大幅反発。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は41.7億円で前年同期比27.2%増となり、通期予想は従来の70億円から72億円、前期比11.4%増に上方修正している。子会社である日本スキー場開発の上振れが要因となるようだ。年間配当金も従来計画の7円から8円に引き上げ。加えて、子会社である日本テーマパーク開発の新規上場申請準備も発表し、手掛かり材料とされている。 内外トランス<9384>:3005円 カ - ストップ高買い気配。投資会社のIAパートナーズ系企業が完全子会社化を目的としたTOBを実施すると発表している。TOB価格は4065円で、先週末終値比で62.3%のプレミアムとなっている。TOB期間は3月10日から4月21日まで。同社ではTOBに賛同の意見を表明するとともに、株主への応募を推奨するとしている。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きが優勢。 スキー場開発<6040>:1215円(-74円) 大幅続落。25年7月期業績予想及び配当予想の上方修正を発表した。通期売上高を96.00億円から98.50億円(2.6%増)、経常利益を16.85億円から18.75億円(11.3%増)に上方修正した。例年よりも早く全コースをオープンすることができたことや、白馬エリアを中心にインバウンドの客数が大幅に増加したこと等が要因としている。あわせて株式1株につき3株の割合をもって分割することも発表し、期末配当予想も従来予想の10円から3円50銭(分割前換算10.5円)に実質増額修正した。 yutori<5892>:2211円(-30円) 続落。7日の取引終了後に月次KPIを発表、2月の売上高は前年同月比220.8%となった。前年より営業日数が1日少なかったものの、秋冬商品の最終消化が進んだことから、予算に基づき順調に進捗した。アイテム別では、「9090」の9090 OG LogoをあしらったZip HoodieやSweat Pantsが好調だった。Instagramのフォロワー数は特に「PAMM」の伸びが顕著であり、合計で1.6万人増加した。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。 BASE<4477>:459円(+75円) 大幅反発。7日受付でメルコホールディングスの牧寛之社長が大量保有報告書を提出したことを受けて買われている。報告書によれば、牧寛之社長の保有比率は5.40%(6,288,500株)となり、新たに5%を超えたことが判明した。保有目的は、支配権プレミアムの獲得を目標に、安定株主として保有するとしており、目標に対して経営陣から賛同を得られない場合は、売却することがあるとしている。報告義務発生日は3月7日。 《ST》 記事一覧 |