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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/08/01 17:25,
提供元: フィスコ
欧米為替見通し:「ドル・円は下げ渋りか、日米金利差縮小も軟着陸期待でドル買戻し」
*17:25JST 欧米為替見通し:「ドル・円は下げ渋りか、日米金利差縮小も軟着陸期待でドル買戻し」
1日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。日銀の金融正常化をにらみ、円買い地合いがドルを下押しする見通し。ただ、今晩の米ISM製造業景況感指数が改善すれば、ソフトランディング期待でドルは買戻しが入りやすい。
米連邦準備制度理事会(FRB)は7月30-31日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとともに、次回9月の政策金利引き下げを示唆。それを受けた長期金利の低下でドル売りに振れユーロ・ドルは1.0830ドル台に持ち直し、ドル・円は149円60銭台へ大きく水準を切り下げた。本日アジア市場で日銀の追加利上げへの思惑で円買いが主導しドル・円は3月半ば以来3カ月半ぶりとなる148円台に沈んだ。
この後の海外市場は日米中銀の政策決定を消化する展開。日銀の年内利上げを見込んだ円買いに振れやすく、主要通貨の下押し要因に。一方、今週末発表の雇用統計で賃金上昇圧力の低下が予想され、9月利下げを期待したドル売りに振れやすい。ただ、今晩のISM製造業景況感指数は前回から改善の見通しでソフトランディングへの期待感からドルは買戻しの可能性も。もっとも、円買い地合いの継続がドルの戻りを抑えそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・16:55 独・7月製造業PMI改定値(予想:42.6、速報値:42.6)
・17:00 ユーロ圏・7月製造業PMI改定値(予想:45.6、速報値:45.6)
・17:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・17:30 英・7月製造業PMI改定値(予想:51.8、速報値:51.8)
・18:00 ユーロ圏・6月失業率(予想:6.4%、5月:6.4%)
・20:00 英中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.6万件、前回:23.5万件)
・21:30 米・4-6月期非農業部門労働生産性(前期比年率予想:+1.8%、1-3月期:+0.2%)
・22:45 米・7月製造業PMI改定値(予想:49.6、速報値:49.5)
・23:00 米・7月ISM製造業景況指数(予想:48.8、6月:48.5)
・23:00 米・6月建設支出(前月比予想:+0.2%、5月:-0.1%)
《CS》
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