|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/15 07:45,
提供元: フィスコ
NYの視点:米6月CPIで関税の影響を判断へ、食品や衣料品は関税に直面もサービスでディスインフレ予想
*07:45JST NYの視点:米6月CPIで関税の影響を判断へ、食品や衣料品は関税に直面もサービスでディスインフレ予想
米6月消費者物価指数(CPI)は、市場エコノミスト平均予想では伸びが5月から拡大する見込みとなっている。特に連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食料を除いたコアCPIの前年比では2.9%増と、前月比2.8%から伸び拡大が予想されている。
エネルギーコストは4bp総合インフレを引き上げる可能性が指摘されている。季節調整後のガソリン価格は0.8%上昇。5月は−2.6%だった。電気代は+1.0%(5月+0.9%)。天然ガス価格は1%下落する見込み。食品は+0.4%(5月+0.3%)と、輸入品価格の上昇が食品価格を押し上げると見られている。
また、衣料や家具、電化製品などで、関税による価格上昇が予想されている。一方で、新車が―0.2%(5月―0.3%)、中古車価格−1.5%(5月―0.5%)予想。消費者や政府関係の旅行関連セクター需要は弱く、航空運賃の下落が予想されている。コアサービスのディスインフレが関税の影響を受けた物のインフレを相殺する見通し。関税によるインフレは、コロナ期のサプライチェーン混乱によるインフレ上昇に比べ、影響は抑制されている。
パウエル議長は関税の影響で夏にかけて、インフレ上昇を予想。当面政策金利を据え置く見通しを示している。6月CPIは関税がインフレに影響しているかどうかの判断材料となる。もし、CPIが引き続きインフレが安定を見せると、9月の利下げ観測が強まる。
《CS》
記事一覧
2025/07/15 14:05:ミアヘルサHD Research Memo(5):2025年3月期は売上高、営業利益、経常利益で過去最高を連続更新(2)
2025/07/15 14:04:ミアヘルサHD Research Memo(4):2025年3月期は売上高、営業利益、経常利益で過去最高を連続更新(1)
2025/07/15 14:03:ミアヘルサHD Research Memo(3):首都圏で医薬・子育て支援・介護と、社会的ニーズの高い3事業を展開(2)
2025/07/15 14:02:ミアヘルサHD Research Memo(2):首都圏で医薬・子育て支援・介護と、社会的ニーズの高い3事業を展開(1)
2025/07/15 14:01:ミアヘルサHD Research Memo(1):2025年3月期は、子育て支援事業の成長により大幅増益
2025/07/15 13:59:佐鳥電機---大幅続伸、今期の増益・増配見通しを受けて買い安心感が先行
2025/07/15 13:59:クリレスHD---1Q増収・2ケタ増益、売上収益は過去最高を更新
2025/07/15 13:56:ポエック---3Qも2ケタ増収増益、動力・重機等事業、防災・安全事業は売上高・利益ともに順調に推移
2025/07/15 13:55:TSI HD---大幅反発、第1四半期大幅増益や高水準の自社株買い発表で
2025/07/15 13:54:京橋アートレジデンス---担当J-Adviserおよび流動性プロバイダーの異動
2025/07/15 13:52:日経平均は63円高、金利上昇など重しに
2025/07/15 13:52:京橋アートレジデンス---中間期は2ケタ増収増益、不動産開発創造事業が好調に推移
2025/07/15 13:51:Sansan---大幅続落、3-5月期調整後営業利益は市場予想を下振れ
2025/07/15 13:50:SFPホールディングス---1Q増収、鳥良商店では大衆性の強化を目的としたリニューアルを実施
2025/07/15 13:48:米国株見通し:下げ渋りか、金融セクターの好決算に期待
2025/07/15 13:43:ガーデン---1Q売上高44.99億円、株主への還元機会を早期に拡充することを目的に中間配当を導入
2025/07/15 13:41:ライズ---急騰、26年2月期第1四半期の業績を好感
2025/07/15 13:40:東京為替:ドル・円は小動き、米インフレ指標にらみ
2025/07/15 13:32:ガーデン---1Q売上高44.99億円、株主への還元機会を早期に拡充することを目的に中間配当を導入
2025/07/15 13:27:カナモト---2018年10月高値が次のターゲットに
|