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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/22 15:53, 提供元: フィスコ 電算システムHD、カネミツ、トビラシステムズなど<4072> 電算システムHD 4750 +700ストップ高。子会社の電算システムが三井住友銀行<8316>とアバ・ラボ(米)と、ステーブルコインを活用した決済・運用サービス創出に向けた基本合意書を締結したことを発表。これを受けて、同社株はストップ高の4750円で取引されている。今後、金融機関領域やBtoC・BtoB領域でのユースケースを探索し、継続的な業務活用と事業化を目指す。 <3444> 菊池製作所 362 +10大幅反発。前日に子会社イームズロボティクスが政府研究開発プロジェクト「ReAMO(次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト)」の助成金9700万円を受領し、営業外収益として計上することを発表し、これが好材料視された。 <6957> 芝浦電子 6260 -220大幅反落。ミネベアミツミが同社に対するTOBの価格と買付期間に変更・延長はないと発表。一方、台湾のヤゲオは1株6635円でTOBを発表し、ミネベアの価格は1株6200円。TOB引き上げ合戦への思惑後退が売りを促す要因となった。 <8349> 東北銀 1429 +50大幅続伸。前日にSBIホールディングスとの戦略的資本・業務提携に関する合意を発表。SBIは東北銀の株式2.95%を取得予定で、東北銀は1億円を上限にSBIの株式を取得。金利上昇を背景に銀行株への選好が高まり、発表後買いが進んだ。新株発行は計画しておらず、取得方法や時期は未定。 <4385> メルカリ 2286 +32.5大幅続伸。ソニーグループ<6758>とその関連会社、ソニーブロックソリューションズラボとの間で、NFTやデジタルコンテンツの普及促進に向けた基本合意書を締結したと発表。第一弾として、同社が提供するブロックチェーン「ソニューム」を活用したNFTを販売。これにより、「メルカリNFT」を通じた関連サービスの開発や新しいエコシステム構築に向けた連携を進める予定。 <7545> 西松屋チェ 2202 -44大幅続落。前日に8月の月次速報を発表。既存店売上高は前年同月比3.6%減と3カ月ぶりに前年実績を下回った。客数も同5.3%減となるなか、客単価は同1.8%増加した。夏物衣料の売上高が前年を下回ったものの、大型育児用品や粉ミルク、服飾雑貨の売上高は好調に推移。既存店、新店、ネット通販を合計した全店売上高は同1.2%増となった。ただ、既存店売上の鈍化を受けてネガティブな動きが優勢に。 <7208> カネミツ 1003 +96急伸。前日大引け後、配当予想の修正(記念配当)を発表した。2026年3月期の期末配当予想について普通配当の16円に上場20周年の記念配当5円を上乗せし、合計21円にすると発表した。中間配当とあわせて、年間36円50銭(前期30円)になる見込み。リリースを受けて買い優勢の展開となっている。 <6191> エアトリ 1015 -27大幅反落。前日に株主優待制度の廃止を発表したことが嫌気された。今年9月末を基準日とする株主優待は実施しない。同社は中長期成長戦略のなかで、連結取扱高5000億円の達成、その過程での連結営業利益50億円などの達成を数値目標に掲げる。同中計はコロナ禍を経た2022年9月期決算にて骨子を発表したが、その後約 3 期が経過する中、今後、中長期成長戦略の更新も考えている。同時に株主還元拡充を目指す方針。 <4373> シンプレクスHD 4645 +60大幅続伸。前日大引け後、同社が提供するステーブルコイン発行・償還システムとweb3向けの高性能なソリューション導入を支援する米Ava Labsが提供するブロックチェーンインフラサービスを組み合わせ、金融サービス水準の可用性と低レイテンシの実現に向けた実証実験を実施したと発表した。今後も両社はステーブルコインの社会実装に向けて実証を推進していくようだ。 <4441> トビラシステムズ 1276 +49大幅反発。前日大引け後、株主優待制度を新設すると発表した。毎年10月31日に100株(1単元)以上を保有する株主を対象とし、迷惑電話・迷惑SMS対策アプリ「トビラフォンモバイル」(通常年額税込2400円)を1年間無料利用できる優待を実施する。株主からの支援に感謝するとともに、同社事業への理解を一層深めもらい、長期的に株式を保有してもらうことが目的となっている。 《ST》 記事一覧 |