|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/04/01 08:24,
提供元: フィスコ
買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
*08:24JST 買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
1日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発の動きが入るものの、その後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。3月31日の米国市場は、NYダウが417ドル高、ナスダックは23ポイント安だった。トランプ米政権の関税への警戒に加え、ロシアとウクライナの停戦期待が後退するなかで売りが先行した。その後、シカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇すると相場は下げ止まり、終盤にかけては月末・四半期末に伴う調整買いから、NYダウは切り返す形となった。シカゴ日経225先物は大阪比325円高の36045円。円相場は1ドル=149円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで35480円まで売られる場面もみられたが、その後の切り返しで36000円を回復して終えている。前日の大幅な下げに対する自律反発を意識させてくる可能性もあり、36000円処での底固めの動きをみせてくるようだと、押し目狙いの買いが入りそうだ。もっとも、米国では月末・四半期末に伴う調整買いによる上昇とみられており、ディフェンシブ株中心に買われる形で、ハイテク株の弱さが目立っていた。
日経平均株価は3営業日で2400円超下げており、3月11日の直近安値も割り込んだことで急ピッチの下げに対するリバランスは意識されやすいところだが、トランプ関税の発動を前に積極的に押し目を拾う動きは限られるだろう。売り方については、いったん関税発動を前に買い戻しの動きが入りやすいと考えられるが、この買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心になりそうである。
物色としてはディフェンシブ系に向かいやすいと考えられるほか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買い戻しの動きがみられるようだと、短期的にリバウンドを狙った動きに向かわせよう。また、ロシアとウクライナの停戦期待が後退しており、防衛関連への押し目狙いの動きもありそうだ。そのほかは、決算など個別に材料のある銘柄のほか、関税リスクを回避する狙いから、中小型株での個人主体による値幅取り狙いが意識されやすいだろう。
《AK》
記事一覧
2025/04/02 17:56:2日の香港市場概況:ハンセン0.02%安で小反落、テック指数は0.35%上昇
2025/04/02 17:37:欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米相互関税見極めも不透明感でドル買い後退
2025/04/02 17:31:ADワークスグループ---販売用不動産の売却契約を締結、不動産小口化事業好調
2025/04/02 17:30:明豊エンタープライズ---内定者向けインターンを経た新入社員が入社
2025/04/02 17:29:船場---福岡空港国際線ターミナルの内装デザインを担当し、伝統工芸で魅力発信
2025/04/02 17:29:2日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高で続伸、銀行株高が支え
2025/04/02 17:16:東京為替:ドル・円は反落、夕方に下落基調へ
2025/04/02 16:51:東証グロ−ス指数は5日続落、下値は堅いが方向感を欠く展開
2025/04/02 16:45:相互関税の発表を前にリバランスの動き【クロージング】
2025/04/02 16:35:日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
2025/04/02 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:押し目買いと戻り売りが交錯し小幅続落
2025/04/02 16:26:中国の反外国制裁法:台湾と国際貿易環境への影響【中国問題グローバル研究所】
2025/04/02 16:24:東京為替:ドル・円は失速、節目付近の売りで下押し
2025/04/02 16:21:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、ファーストリテやアドバンテストが2銘柄で約175円分押し上げ
2025/04/02 16:09:全保連、H2Oリテイル、SHIFTなど
2025/04/02 16:02:東証業種別ランキング:医薬品が下落率トップ
2025/04/02 16:00:日経平均は小幅続伸、米相互関税発表を前に買戻しが先行
2025/04/02 15:48:新興市場銘柄ダイジェスト:ペルセウスはストップ安、Synsが大幅に反発
2025/04/02 15:43:全保連---大幅反落、TOB終了後の処分売り圧力を意識
2025/04/02 15:43:チェンジHD---大幅反発、物流管理の新会社設立を発表
|