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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/12 09:33,
提供元: フィスコ
日経平均は96円安でスタート、日野自やOLCなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38324.93;-96.26TOPIX;2790.23;+1.51
[寄り付き概況]
12日の日経平均は96.26円安の38324.93円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は反落。ダウ平均は1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダックは99.11ポイント安の19615.88で取引を終了した。対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じた。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=144円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)や、これに合わせて開かれると見られる日米首脳会談の行方を見極めたいとして、引き続き積極的な買いを見送る向きもあった。一方、米中通商協議には先行き不透明感も指摘されているが、ひとまず進展を好感する買いが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は1-7日に国内株を10週連続で買い越した。買越額は1802億円だった。