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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/04 16:52, 提供元: フィスコ 東証グロ−ス指数は4日ぶり反発、トランプ関税への警戒感和らぐ*16:52JST 東証グロ−ス指数は4日ぶり反発、トランプ関税への警戒感和らぐ東証グロース市場指数 833.16 +6.10/出来高 2億1235万株/売買代金 1224億円東証グロース市場250指数 647.80 +5.65/出来高 1億3082万株/売買代金 988億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって4日ぶり反発。値上がり銘柄数は337、値下がり銘柄数は226、変わらずは37。 前日3日の米株式市場でダウ平均は続落。トランプ政権による対メキシコ、カナダ、中国関税発動への脅威が株価の重しとなり、取引開始後に大幅に下落。その後、メキシコへの関税導入の1カ月間延期が発表され警戒感が緩和し下げ幅を縮小し、ダウは一時プラス圏を回復した。ただ、警戒感はくすぶり、相場は終日軟調に推移した。 今日のグロ−ス市場は買いが優勢の展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.35%高となった。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、トランプ米大統領がメキシコ、カナダと関税発令を延期することで合意したと伝わり警戒感が緩和し、市場心理が改善した。午後の時間帯に、米政権が中国への追加関税を予定通りに発動したと伝えられ、やや伸び悩む場面があったが売り急ぐ動きはなく、終日、下値の堅い展開となった。 個別では、提供する臨床用iPS細胞を用いた卵子体外成熟技術「Fertilo」に関し米社がFDAからINDクリアランスを取得したと発表したリプロセル<4978>、通期予想の営業利益に対する第3四半期までの進捗率が81.9%となったdely<299A>、家具、インテリア装飾品等の輸入・販売を行うチャミ社の株式を取得し資本業務提携すると発表したアーキテクツSJ<6085>が上げた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やカバー<5253>が上昇。値上がり率上位には、シャノン<3976>、Unipos<6550>などが顔を出した。 一方、伊藤忠エネクス<8133>と資本業務提携し第三者割当による新株式を発行すると発表したENECHANGE<4169>、食料品等の輸出入業務に強みを持つGold Starを子会社化で前日人気化するも長い上ひげ・陰線となったジェリビンズ<3070>、25年3月期業績予想を上方修正で前日買い人気となったTDSE<7046>が下げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やGENDA<9166>が下落。値下がり率上位には、コパ<7689>、JIG-SAW<3914>などが顔を出した。 [東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4978|リプロセル | 156| 50| 47.17| 2| 3976|シャノン | 522| 80| 18.10| 3| 6550|ユニポス | 152| 21| 16.03| 4| 4020|ビートレンド | 788| 100| 14.53| 5| 5246|ELEMENTS | 965| 114| 13.40| 6| 299A|dely | 1292| 152| 13.33| 7| 6085|アキテクツSJ | 485| 53| 12.27| 8| 5574|ABEJA | 2770| 223| 8.76| 9| 157A|Gモンスター | 629| 50| 8.64| 10| 3542|VEGA | 754| 57| 8.18| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7689|コパ | 650| -110| -14.47| 2| 3070|ジェリービーンズG | 118| -16| -11.94| 3| 4169|エネチェンジ | 367| -48| -11.57| 4| 3777|環境フレンドリーHD | 33| -4| -10.81| 5| 3914|JIG−SAW | 3010| -355| -10.55| 6| 291A|リスキル | 3170| -285| -8.25| 7| 2586|フルッタ | 181| -15| -7.65| 8| 4412|サイエンスアーツ | 602| -46| -7.10| 9| 296A|令和AH | 514| -37| -6.72| 10| 7036|イーエムNJ | 964| -69| -6.68| 《SK》 記事一覧 |