VPAを習得・実践することで投資成果が激変しました。本書に出会えて良かったです。
S.K様 東京都 53歳
市場はインサイダーによって操作されているということをはっきりと明言した上で、その手法を具体的にチャートに現われた特徴的な現象を挙げて書いている。大変参考になる。
K.T様 神奈川県 66歳
ローソク足について書かれている本は多くあるが、出来高についてふれている本は数少なく、その中でもピカイチで分かりやすい。出来高は嘘をつかない。根拠をもってトレードできるようになる。
N.Y様 神奈川県 20代
これまでも出来高について書かれた書籍が出版されてきた。しかし、どれも、実践売買から離れた分析だけに終始している。クーリング氏は、出来高だけに注目するのではなく、価格、特に、ローソク足のパターンと組み合わせてトレンド転換、ブレイクアウトを判断している。しかし、科学的ではなく芸術(アート)的なため、実践トレードに出来高分析を取り入れるには訓練が必要。組合せも多くなく、一読して簡単だと思って取引している商品のチャート上に出来高データを載せて分析してみたが判断に迷った。FXでは、ティック数を出来高データの代用としている点など、検証してみる価値は十分。
なりた・ひろゆき
これまでたくさん相場書を読んできましたが、
出来高に関する記述があちらこちらの本に載っています。
これら出来高のことがまとまっている本を読みたくて本書を手に取りました。
内容ですが、基本的なことが丁寧に書かれている本です。
例えば、抵抗線をブレイクアウトした時に出来高が伴っていれば買いのサインだということは、
一般的な知識だと思うのですが、そういう基本的なことがVPAという名前をつけて紹介されています。
VAPというのも出てきますが、普通の価格帯別出来高のことでした。
それでは基本的なことばかりで価値がない本かというとそんなことはありません。
基礎的事項がわかりやすく、シンプルに、体系的にまとまっていることが本書の価値だと思います。
例えば、抵抗線をブレイクアウトすると、その抵抗線が支持線になるというのは普通のことですが、
これを床や天井、家に見立ててとてもわかりやすく説明しています。
他にもインサイダーを卸売業者に見立てたりと、多くの例え話が出てきてイメージしやすかったです。
重要ポイントも繰り返し語られるので、1度読んだだけですんなり頭に入ってきます。
また、必要なことを説明するために無駄をそぎ落とした印象があり、実践しやすいかと思います。
例えば、紹介されるローソク足も流れ星やハンマーなど、出来高分析に必要なもののみピックアップしていて、無駄がなく好印象を受けます。
著者自身もこの手法は科学ではなくアートだと言及していますが、主観に基づく分析法になります。
システム化は難しいかと思いますので、裁量トレーダー向きの本です。
ただ、アナ・クーリング氏はインサイダーの存在をかなり重要視しているようです。
インサイダーがニュースを操作して市場参加者の心理をコントロールしていると言い切っています。
そんなことが本当にできるのか?と疑問に感じました。
ここらへんもふくめ、本書に出てくるリチャード・ネイの「ウォール・ストリート・ジャングル」を読んで、
さらに詳しく学びたいところですが、この本は絶版で入手困難なのが非常に残念です。
是非、パンローリングさんにリチャード・ネイの本を出版していただきたいです。
それから、1つ気になったことがあります。
著者のアナ・クーリング氏はかなりの出来高信者で、この本を読むと出来高分析が絶対の分析法であるかのように思えてきます。
本書は良い本だと思いますが、もし本書の方法を実践してうまくいかなかった場合は、これを捨てて他を試してみるという柔軟な姿勢で読むのが良いかと思います。
「あなたも株のプロになれる」の立花氏は、出来高を完全に排除して、終値のみの分析で成功しておられます。
本書の出来高分析は相場の真実を含んでいると思います。しかし、エリオット波動や一目均衡表や、他の分析方法も同じように相場の真実を含んでいます。
立花氏が出来高分析をして成功するとは思えません。
大切なことは「自分に合った手法を見つけること」です。
本書はとても説得力があったので、念のため書き添えさせていただきました。
まとめますと、本書は裁量トレーダーで出来高分析の基本を知りたい方にオススメの良書です。
私は出来高に関して頭の中を整理したかったので、本書を読めて満足しております。
商事そろす
所有不動産賃貸業
投資歴(個別株6年、不動産投資2年)
この本に会うまで、出来高を漠然としか見ていなかった。
しかし、この本を読むことで出来高が雄弁に市場を物語ることに気づけた。
内容が濃いので1回通読するだけでなく、何度か読み返す必要があるが、その度に見識が深まるであろう。
本書で秀逸なのは上昇トレンド、下降トレンドにおける恐怖と貪欲の解説にある。
この解説を読むことで、市場に振り回されことなく冷静な対応が出来る備えとなる。
著者の努力と忍耐を尊ぶ姿勢にも感銘を受けた。
努力と忍耐という基本に戻れました。
(ペンネーム:のんびり投資家
ご職業:会社員 投資歴:個別株6年)
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