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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/04/16 18:00, 提供元: フィスコ

16日の香港市場概況:ハンセン1.9%安で7日ぶり反落、テック指数は3.7%下落

*18:00JST 16日の香港市場概況:ハンセン1.9%安で7日ぶり反落、テック指数は3.7%下落
16日の香港市場は、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比409.29ポイント(1.91%)安の21056.98ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が203.87ポイント(2.55%)安の7779.01ポイントと7日ぶりに反落した。売買代金は2199億9170万香港ドルにやや拡大している(15日は1850億6430万香港ドル)。


投資家の慎重スタンスが強まる流れ。関税政策を巡る米中対立が新たな局面に入っている。半導体世界大手の米エヌビディアは15日、中国向け人工知能(AI)用GPU「H20」について、今後は対中輸出許可が必要になると米政府から通知を受けたことを明らかにした(エヌビディア株は16日の時間外取引で急落)。そのほか、米政権は半導体と医薬品の関税導入に向けた調査を開始したと発表。トランプ米大統領は重要鉱物輸入に関し、新たな関税の可能性などについても検討するよう関係部局に指示した。一方、香港郵政は16日、米国向け郵便荷物の引き受けを停止すると発表。米国が香港からの少額輸入品に対する免税措置を廃止すると発表しており、これに対する対抗措置として実施する。


一方、取引時間中に公表された中国経済指標は、1〜3月のGDP成長率が前年同期比5.4%となり、予想(5.2%)を上回った。3月の小売売上高や鉱工業生産も上振れている。ただ市場からは、関税応酬の影響はこれから顕在化すると悲観する声も聞かれた。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)が8.1%安、太陽光発電(PV)用ガラス基板メーカーの信義光能HD(968/HK)が6.6%安、中国電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が5.5%安と下げが目立った。美団やJDなどテック銘柄が大幅に下落する中、ハンセン科技(テック)指数は3.7%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。


セクター別では、医薬が安い。康希諾生物(6185/HK)が6.1%、信達生物製薬(1801/HK)が4.6%、百済神州(6160/HK)が3.3%、艾美疫苗(6660/HK)が2.7%ずつ下落した。


クラウドやAI技術の銘柄群も急落。万国数拠HD(9698/HK)が11.7%安、金山雲HD(3896/HK)が9.1%安、北京第四範式智能技術(6682/HK)が5.0%安、青島創新奇智科技集団(2121/HK)が4.3%安で引けた。


自動車セクターも売られる。小鵬汽車(9868/HK)と浙江零ホウ科技(9863/HK)がそろって6.9%安、吉利汽車HD(175/HK)が5.5%安、蔚来集団(9866/HK)が5.0%安と値を下げた。


レアメタル・非鉄関連もさえない。非鉄金属・鉱石の五鉱資源(1208/HK)が4.3%安、エネルギー・資源会社の中信資源HD(1205/HK)が4.2%安、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.7%安で取引を終えた。


一方、本土市場は7日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.26%高の3276.00ポイントで取引を終了した。石油・石炭や銀行など時価総額上位の銘柄が相場をけん引。空運、公益、半導体、軍需産業、消費関連なども買われた。半面、医薬は安い。素材、証券も売られた。

亜州リサーチ(株)





《CS》

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