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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/04/01 14:04, 提供元: フィスコ

ドラフト Research Memo(4):革新的デザインで空間創造を推進する総合デザイン企業(2)

*14:04JST ドラフト Research Memo(4):革新的デザインで空間創造を推進する総合デザイン企業(2)
■ドラフト<5070>の事業概要

(2) ディスプレイデザイン・建築デザイン・その他
同領域では、不動産会社が所有する商業施設や企業オフィスのセットアップ、飲食・宿泊施設のデザイン、ソフトウェア開発企業の新拠点設計など、幅広い業界向けに空間デザインを提供している。特に、企業ブランドの強化や顧客体験向上を目的としたデザイン戦略を重視しており、世田谷区・下北沢の駅高架下の再開発プロジェクト「ミカン下北」の企画・デザインや、2024年には新旧融合した「日比谷セントラルビル」の共有施設などのデザインを手掛けている。同社のプロジェクトでは、商業施設も海外Awardの受賞実績がある。「IDA Design Awards 2015」では「EARTH coiffure beaute藤枝店」がHonorable Mentionを受賞した。2016年にドイツで開催された建築・インテリアの世界大会「World Architecture Festival/INSIDE」のリテール部門では「Zoff MART自由が丘店」が入選した。

a) プロダクトブランド「201°」(NIHYAKU-ICHI-DO)
同社はデザインに調和しつつ、ABWなど新しい働き方に対応したオリジナルプロダクト「201°」の企画・販売を2017年から行っている。人の平均的な視野と言われる200°に1°の視点を加えることで、少しだけ視点の違うものを作りたいという思いがブランドネームに込められている。簡単に集中スペースを作り出せるブースや、カジュアルな打ち合わせに最適なミーティングベンチを含む全18種類を発売しており、どんな空間にも馴染むベーシックな色合いと、素材の質感やディテールの繊細さにこだわりがある。2018年に、米国を代表するデザイン雑誌『Interior Design』が主催する国際的なデザイン賞「The Best of Year Award 2018」において、同ブランドの集中ブース「COOM」がプロダクト部門デスクカテゴリーで最優秀賞を受賞した。

b) 「DAFT about DRAFT」
同社は、ファッションのように自由で繊細な発想で、長い時間をともに過ごせるプロダクトを生み出す新しいブランド「DAFT about DRAFT」を2022年4月にローンチした。2022年8月には東京・表参道にフラッグシップストアをオープンした。山下氏がディレクターを務め、オリジナルデザインのファニチャーや海外からのセレクトブランド商品といった暮らしに彩りを添えるアイテムを揃えている。

同ブランドは、設立から1年後の2023年4月に、世界的に権威ある「ミラノサローネ国際家具見本市」への出展を果たした。この見本市は、家具とインテリアデザインの最先端を示す場であり、出展には主催者側の厳しい審査が課される。それにもかかわらず、同ブランドはその独自性と創造性を高く評価され、出展権を獲得した。これは、ブランドの高いデザイン力とグローバル市場での存在感を示すものである。2024年4月にも連続して出展。その際には限られた企業だけが展示できるエリアに選ばれたことに加え、独創的な出展内容で好評を得た。2025年の参加も予定されており、今後もさらなるブランディングの強化を狙っていく。

c) 「WonW Chair」
山下氏のデザインを求めて、各社よりオファーが増加している。一例として、WonW Chairはその象徴的なプロジェクトの1つであり、オリバー社からの依頼を受けて、コラボレーションしたものだ。そのチェア初披露の場として、駐日スペイン大使館にて展示会が開かれた。今後も山下氏のデザインを求めるニーズは多く、引き続き注目されると推測する。

d) Villa ASO
2023年9月、ひらまつ<2764>は、運営する東京・代官山の「リストランテASO」と「カフェ・ミケランジェロ」をリニューアルオープンした。街のランドマークとして愛され続けたいという想いを込め「Villa ASO」と名付けた。このリニューアルは、昭和初期に建てられた洋館の歴史的価値を尊重しつつ、未来に向け進化を遂げることを目指している。山下氏が手掛けたデザインは、「歴史と時代の調和」をテーマに、上質で心地よい空間を作り出している。

e) 横浜ティンバーワーフ
2024年3月に着工した横浜・臨港パークに誕生する次世代型複合施設「横浜ティンバーワーフ」は、同社が手掛ける革新的な木造建築であり、環境配慮とデザイン性を両立している。CLTを採用し、強度と耐久性を確保しつつ、木材の温もりを生かした開放的な空間を提供している。カフェやレストラン、ランニングステーション、ペット施設を併設し、多様な利用者の交流の場として発展を見込んでいる。地域の魅力を高める新たな文化拠点としての役割が期待され、横浜のランドマークとして注目されている。

この案件は、同社が初めて手掛けるエリアマネジメント事業であり、自社で物件を取得し、デザインから建築まで一貫して手掛けている。事業モデルとしては、テナントを誘致し、賃料収入を得るだけでなく、この建物を中核として周辺で様々な活動を行っていく。

f) ouno御堂筋
2024年5月に開業した「ouno御堂筋」は、多様化する働き方に対応した特別なワークプレイスとして設計された。御堂筋ダイビル4階に位置し、「一人一人にとってプレミアムな空間を」をコンセプトに、専用個室や高級家具が揃うラウンジ、有人サービス、厳選された設備と万全のセキュリティを提供する。デザインコンセプトは「ゆらぎ」である。炎や波、木目など自然界のゆらぎがもたらすヒーリング効果を取り入れ、心地よい空間を創出し、働く日常を華やかに彩る場を提供する。

g) UMITO奄美大島白浦、神の子
滞在施設「UMITO」の奄美大島プロジェクトが進行中である。別荘とホテルのハイブリッド型施設として、東シナ海を望む白浦の海岸沿いと、太平洋側の神の子ビーチ沿いに計画されている。同社は複数のホテル案件を手掛けており、インバウンド需要の拡大に伴い、空間デザインのニーズが一層高まっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)


《HN》

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