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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/10/07 12:35, 提供元: フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント〜円安受けて買い優勢の展開

*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント〜円安受けて買い優勢の展開
7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は続伸、円安受けて買い優勢の展開
・ドル・円は下げ渋り、調整主体の値動き
・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>

■日経平均は続伸、円安受けて買い優勢の展開

日経平均は続伸。719.01円高の39354.63円(出来高概算9億7998万株)で前場の取引を終えている。

先週末の米国市場のダウ平均は341.16ドル高の42352.75ドル、ナスダックは219.38pt高の18137.85ptで取引を終了した。東海岸の港湾労組スト終了や9月雇用統計の強い結果を好感した買いに、寄り付き後、上昇。景気見通しの大幅改善で終日堅調に推移した。AI(人工知能)関連の需要増期待に半導体のエヌビディア(NVDA)などの上昇がナスダックの上昇をけん引。終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、ダウは過去最高値を更新した。

上昇した米株市場を横目に、今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均株価もシカゴ先物の流れを受けて上昇して始まった。依然として地政学リスクは警戒されているが、米雇用統計の結果を受けて次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利下げ観測は後退。米長期金利が上昇するなか、為替市場では円相場が一時1ドル=149円台をつける場面もみられ、相場もひとまず強気ムードに傾いたようだ。