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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/02/05 09:51,
提供元: フィスコ
日経平均は180円高でスタート、パナHDや川崎船などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38979.21;+180.84TOPIX;2749.86;+11.84
[寄り付き概況]
5日の日経平均は180.84円高の38979.21円と続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は反発。ダウ平均は134.13ドル高の44556.04ドル、ナスダックは262.06ポイント高の19654.02で取引を終了した。トランプ政権が対中関税を計画通り発動し中国も報復関税を発表したため貿易摩擦の深刻化を警戒し、寄り付き後、まちまち。ただ、中国の報復が的を絞った措置にとどまったほか、米中首脳が関税を協議するとの報道を受けて、上昇に転じた。また、長期金利の低下や、ソフトウエア会社、パランティアの好決算がナスダックを押し上げ、相場を支援。終盤にかけて、上げ幅を拡大した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.35%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.05%上昇と、ダウ平均(0.30%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で安心感となった。一方、外為市場で1ドル=154円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、トランプ関税をめぐる動向や影響が引き続き警戒されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、技術承継機構<319A>が東証グロースに上場する。中国では、1月の財新中国非製造業PMIが発表される。