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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/10/16 15:30, 提供元: フィスコ

日経平均は5日ぶりに大幅反落、蘭ASMLショックで半導体株が急落

*15:30JST 日経平均は5日ぶりに大幅反落、蘭ASMLショックで半導体株が急落
15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は324.80ドル安の42740.42ドル、ナスダックは187.10ポイント安の18315.59で取引を終了した。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が影響し相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループの下落もダウの重しとなり、終盤にかけて主要指数は下げ幅を拡大し終了。

蘭半導体製造装置ASMLホールディングの受注低迷や業績見通しの下方修正を受けて、エヌビディアが前日比4%超、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同5%超下落したことが影響して、東京市場は半導体株を中心に売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は39062.85円と39000円台割れ寸前まで売り込まれたが、為替が1ドル149円台水準で推移したことなどが支援材料となり、売り一巡後は下げ渋る展開となった。

大引けの日経平均は前日比730.25円安(−1.83%)の39180.30円となった。東証プライム市場の売買高は16億1511万株。売買代金は3兆9155億円。業種別では、精密機器、電気機器、化学、機械、ガラス・土石製品などが下落した一方、保険業、建設業、電気・ガス業、不動産業の4セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は21.5%、対して値下がり銘柄は75.7%となっている。