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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/10/07 15:30, 提供元: フィスコ

日経平均は大幅続伸、円安を材料に9月27日以来の39000円台を回復

*15:30JST 日経平均は大幅続伸、円安を材料に9月27日以来の39000円台を回復
先週末の米国市場のダウ平均は341.16ドル高の42352.75ドル、ナスダックは219.38pt高の18137.85ptで取引を終了した。東海岸の港湾労組スト終了や9月雇用統計の強い結果を好感した買いに、寄り付き後、上昇。景気見通しの大幅改善で終日堅調に推移した。AI関連の需要増期待に半導体のエヌビディアなどの上昇がナスダックの上昇をけん引。終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、ダウは過去最高値を更新した。

上昇した米株市場を横目に、今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均株価もシカゴ先物の流れを受けて上昇して始まった。依然として中東情勢など地政学リスクは警戒されているが、米雇用統計の結果を受けて次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利下げ観測は後退。為替が1ドル149円台をつけるなど円安が加速し、輸出関連銘柄を中心に強い一日となった。買い一巡後の日経平均は上値が重くなったが、終値ベースでは9月27日以来の39000円台回復となった。

大引けの日経平均は前営業日比697.12円高(+1.80%)の39332.74円となった。東証プライム市場の売買高は19億1272万株。売買代金は4兆4765億円。業種別では、銀行業、保険業、証券・商品先物取引業、その他製品、サービス業などが上昇した一方、パルプ・紙、空運業、鉄鋼、海運業、不動産業の5セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は74.9%、対して値下がり銘柄は21.8%となっている。