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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/06/18 12:07, 提供元: フィスコ

日経平均は続伸、朝方にプラス圏浮上後はじり高基調に

*12:07JST 日経平均は続伸、朝方にプラス圏浮上後はじり高基調に
 日経平均は続伸。255.06円高の38791.80円(出来高概算7億6088万株)で前場の取引を終えている。

 前日17日の米国株式市場は反落。ダウ平均は299.29ドル安の42215.80ドル、ナスダックは180.12ポイント安の19521.09で取引を終了した。中東情勢の悪化懸念が再燃。中盤にかけて、トランプ大統領が国家安全保障チームとの会合を開催すると報じられると、イスラエル、イラン戦への軍の関与の可能性などが警戒されて原油高などに連れ売りに拍車がかかった。終盤にかけても中東緊迫化を警戒する売りが続き下げ幅を拡大した。

 米株式市場の動向を横目に、18日の日経平均は172.58円安の38364.16円と3日ぶり反落して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの続伸で700円を超す上げとなったことから、利益確定売りも出やすかった。ただ、朝方の売り一巡後は買い手優位の状況が続き、指数は早々にプラス圏に浮上、その後もじりじりと上げ幅を広げて高値で前場の取引を終了。外為市場で円安基調が続く中、東京市場の輸出株などの支えとなったほか、海外市場で米長期金利が低下したことも安心感となった。