トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/01/15 12:13,
提供元: フィスコ
日経平均は5日ぶりに反発、1月利上げ観測を材料視した金融株が下支え
*12:13JST 日経平均は5日ぶりに反発、1月利上げ観測を材料視した金融株が下支え
日経平均は5日ぶりに反発。前日比154.31円高(+0.40%)の38628.61円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えている。
14日の米国市場はまちまち。ダウ平均は221.16ドル高の42518.28ドル、ナスダックは43.71ポイント安の19044.39で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り利下げ期待を受けた買いが再燃し寄り付き後、上昇。その後、銀行決算や消費者物価指数(CPI)発表控えた警戒感に伸び悩んだ。金利の上昇やバイデン政権による中国へのAI半導体の輸出制限でエヌビディアなど半導体の下落が重しとなり、相場は一時下落に転じた。トランプ次期政権の関税などの政策不透明感も売り圧力となり相場全体の重しとなった。神経質な展開の中、終盤にかけてダウは再び上昇し上げ幅を拡大、ナスダックは下げ幅を縮小し、終了。
米国株が高安まちまちのなか、足元の下落に対する反動が先行し、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は5日ぶりの反発でスタートした後は一時前日比マイナス圏に突入する場面も見られたが、日本銀行による1月利上げ観測の高まりなどから銀行株などが下支えする格好に。メガバンクや損保など金融株が下支えとなり、日経平均は小幅ながら反発で前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、安川電機<6506>など設備投資関連が上昇したほか、証券会社のポジティブなレポートを材料に良品計画<7453>も上昇。また、第一生命HD<8750>、みずほFG<8411>、T&Dホールディングス<8795>、千葉銀行<8331>、SOMPOホールディングス<8630>など金融株の上昇も目立った。このほか、丸紅<8002>、スクリーンHD<7735>、ソニーグループ<6758>などが上昇した。
一方、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、SUMCO<3436>など半導体関連の一角が下落したほか、日本製鋼所<5631>、川崎重工<7012>、三菱重工<7011>など防衛関連もさえない。このほか、古河電工<5801>、コニカミノルタ<4902>、レゾナックHD<4004>、富士電機<6504>などが下落した。
業種別では、その他製品、銀行、保険、水産・農林、電気機器などが上昇した一方、医薬品、建設、石油・石炭、ガラス・土石の4セクターのみ下落した。
10年物国債利回りは1.235%と上昇一服だが、昨日の氷見野良三日銀副総裁の発言を受けて、1月利上げ観測が浮上。メガバンクなど金融株の刺激材料となっている。相対的にTOPIX優勢の地合いとなっており、後場もこの流れは続くと想定。今晩の海外市場では12月米消費者物価指数の発表を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられるだろう。商い減少のなか、日経平均は38600円水準での小動きとなりそうだ。
《NH》
記事一覧
2025/01/22 12:05:みずほリース Research Memo(5):不動産・環境エネルギー事業が大幅伸長
2025/01/22 12:05:日経平均は3日続伸、大規模AIインフラ投資を材料にじり高の展開
2025/01/22 12:04:みずほリース Research Memo(4):2025年3月期中間期は増収・大幅増益
2025/01/22 12:03:みずほリース Research Memo(3):リース取引を中心に各種金融サービスを展開
2025/01/22 12:02:みずほリース Research Memo(2):みずほグループの大手リース会社
2025/01/22 12:01:みずほリース Research Memo(1):「金融の枠を超えて成長する企業」を目指す
2025/01/22 11:45:注目銘柄ダイジェスト(前場):古河電工、三井E&S、ソフトバンクGなど
2025/01/22 11:17:アサンテ:白蟻防除のトップ企業、JA(農協)との広域に亘る提携に強み
2025/01/22 11:17:東京為替:ドル・円は下げ渋り、調整的なドル売りは一巡
2025/01/22 11:15:フジHD---大幅続伸、外圧によるガバナンス改善などを思惑視も
2025/01/22 11:12:三井E&S---大幅続伸、国内証券の新規買い推奨など手掛かりにも
2025/01/22 11:12:古河電工---大幅反発、米国でのAI関連大型投資報道で電線株が一斉高
2025/01/22 11:08:ギグワークス Research Memo(8):働き方改革の推進を通じてESGに貢献
2025/01/22 11:07:ギグワークス Research Memo(7):2025年10月期は売上高24,900百万円、営業利益180百万円を予想
2025/01/22 11:06:ギグワークス Research Memo(6):2024年10月期は減収減益
2025/01/22 11:05:ギグワークス Research Memo(5):オンデマンド性の高い業務を創業来758万件以上マッチング(2)
2025/01/22 11:04:ギグワークス Research Memo(4):オンデマンド性の高い業務を創業来758万件以上マッチング(1)
2025/01/22 11:03:ギグワークス Research Memo(3):スキルシェアリング、シェアオフィス、Web3などで高い市場成長を期待
2025/01/22 11:02:ギグワークス Research Memo(2):単発短期業務のマッチングやITサービス、通販、シェアオフィスなどを展開
2025/01/22 11:01:ギグワークス Research Memo(1):2024年10月期は減収減益