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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/09/02 10:37, 提供元: フィスコ 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は小反発、GDPの上振れなどが支援材料*10:37JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は小反発、GDPの上振れなどが支援材料【ブラジル】ボベスパ指数 141283.02 −0.10% 9月1日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比139.25ポイント安(−0.10%)の141283.02で引けた。日中の取引レンジは140,878.30-141,949.94となった。 買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、弱い経済指標も圧迫材料となった。8月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の48.2から47.7に低下した。一方、中国の景気対策への期待感などが引き続き支援材料となった。 【ロシア】MOEX指数 2886.97 −0.43% 9月1日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.41ポイント安(−0.43%)の2886.97となった。日中の取引レンジは2886.97-2925.02となった。 前半はプラス圏で推移したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。ウクライナ情勢の緊張状態が引き続き懸念された流れとなった。また、この日の米株式市場がレーバーデーで休場となったため、積極的な買いも手控えられた。一方、中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数 80364.49 +0.70% 9月1日のインド株式市場は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比554.84ポイント高(+0.70%)の80364.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同198.20ポイント高(+0.81%)の24625.05で取引を終えた。 買いが先行した後狭いレンジでもみ合った。国内総生産(GDP)の上振れが好感された。4-6月期の国内総生産(GDP)は7.8%となり、前期の7.4%と予想の6.7%を上回った。構造改革や健全な財政が主に寄与したもようだ。また、中印両国が互いの貿易や投資での協力を強化することで合意したことも支援材料となった。 【中国】上海総合指数 3875.53 +0.46% 9月1日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比17.60ポイント高(+0.46%)の3875.53ポイントと3日続伸した。 中国当局による景気刺激姿勢の表明および人工知能(AI)分野への成長期待がポジティブな材料となり、相場を押し上げた。一方、半導体関連には米国側の装置購入特例の撤回懸念があったものの、国内メーカーへの逆風とはならず、むしろ一部で買いを誘発した。全体としては、政策支援と成長分野への注目が買いを牽引し、上海市場は前週末比で堅調に推移した。 《AK》 記事一覧 |