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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/18 14:49, 提供元: フィスコ ドリーム・アーツ---2Qは2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高・利益が順調に推移*14:49JST ドリーム・アーツ---2Qは2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高・利益が順調に推移ドリーム・アーツ<4811>は14日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.3%増の28.08億円、営業利益が同68.2%増の6.08億円、経常利益が同96.7%増の7.03億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同91.3%増の4.78億円となった。 クラウド事業の売上高は前年同期比16.7%増の21.61億円、セグメント利益は同30.3%増の9.12億円となった。ホリゾンタルSaaSの売上高は同22.3%増の16.80億円となった。また、当中間連結会計期間末時点のMRR(月額利用料)は2.86億円、契約企業数は173社となった。当中間連結会計期間は、ノーコード開発ツール「SmartDB(R)(スマートデービー)」の販促活動を強化した。開発面では、複雑な業務プロセスのデジタル化を支援する新機能の開発に加えて、AI機能の実装に向け積極的な投資を行った。社内ポータル構築ツール「Insuite(R)(インスイート)」は、ビジョンやパーパスの浸透、組織エンゲージメントの強化、企業カルチャーの刷新といった経営課題を重視する顧客にフォーカスし、提案活動を展開してきた。バーティカルSaaSの売上高は同0.3%増の3.90億円となった。また、当中間連結会計期間末時点のMRRは0.65億円、契約企業数は164社となった。当中間連結会計期間は、ユーザーインターフェイスの改善やパフォーマンス向上を目的とした基盤強化を推進した。大型展示会への出展を通じて、プロダクトの認知向上にも取り組んだ。小規模チェーンの解約により契約社数は減少したが、売上高は前年同水準を維持している。DCR(DX Custom Resolution)の売上高は同1.2%増の0.90億円となった。また、当中間連結会計期間末時点のMRRは0.15億円、契約企業数は3社となった。当中間連結会計期間は、提供システムのセキュリティ向上と安定運用に注力してきた。 オンプレミス事業の売上高は同1.7%増の3.01億円、セグメント利益は同18.8%増の1.50億円となった。当中間連結会計期間においては、クラウド環境への移行などに伴いソフトウェアメンテナンスの解約が進んだ一方、追加ライセンスの大型受注があり業績を押し上げた。 プロフェッショナルサービス事業の売上高は同29.9%増の3.45億円、セグメント利益は0.77億円(前年同期は0.10億円の損失)となった。当中間連結会計期間においては、オンプレミス顧客のクラウド移行支援プロジェクトや「SmartDB(R)」と「InsuiteX(R)」を組み合わせた大型案件の導入支援プロジェクトが順調に推移した。また、DCRの機能拡張開発や、既存顧客向けプラグインソフトウェアの改修などの案件も受注している。 2025年12月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比11.3%増の56.00億円、営業利益が同0.6%増の7.78億円、経常利益が同14.0%増の8.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の6.05億円とする期初計画を据え置いている。 《AK》 記事一覧 |