携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 10月10日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 アンディ
小次郎講師
林知之 増田丞美
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
ジェシー・リバモア
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/10/10 12:05, 提供元: フィスコ

アイル Research Memo(5):リアルとWebの融合でBXを支援(3)

*12:05JST アイル Research Memo(5):リアルとWebの融合でBXを支援(3)
■アイル<3854>の事業概要

(8) 自社製品・サービス比率の高さ
同社は、価格変動に左右されやすく利益率も低いハードウェアといった、他社製品の売上に依存しない収益構造の構築を経営方針の重要事項としており、自社製品・サービスを中心とする拡販を推進している。その結果、売上高に占める自社製品・サービス(ソフトウェア・運用・保守・会費など)の比率は約7割と高水準である。

(9) パートナー戦略
新規案件紹介元・営業協力会社であるパートナー(銀行、SIer、IT機器メーカー、コンサルタント、会計事務所等)からの高い信頼も特徴である。2024年7月期のシステムソリューション事業の新規受注高販売チャネル別構成比(金額ベース)は、パートナー紹介が前期比2.6ポイント上昇して45.3%、ホームページを通じての引き合いが同2.3ポイント低下して35.8%、自社営業による開拓が同0.3ポイント低下して18.9%となった。パートナー紹介を通じての引き合いというPull型営業の比率上昇が営業効率化につながっている。またパートナー紹介による大企業からの受注が増加傾向にあり、全体としての受注単価上昇にもつながっている。

このように、業界・業務に精通した業務コンサルティング力やパートナー戦略の結果、2024年7月期末時点のシステムソリューション事業の競合勝率は85.7%、ユーザーリピート率は98.4%となっており、同社の競合優位性は高いと言える。

5. 生産性向上と売上総利益率上昇の好循環スパイラル
同社は収益性向上に向けて、製販一体体制による生産性向上及びストック売上拡大を推進している。受注段階での営業と開発の連携強化によってカスタマイズ工数削減やトラブル未然防止に取り組み、総合的な品質・生産性向上によって売上総利益率上昇につなげるという好循環スパイラルを形成する戦略だ。また、営業とサポートを一体化(システム営業、システムサポート)して連携を強化しているほか、個別カスタマイズ対応を基本戦略とする一方で、パッケージ機能の強化・オプション化の継続による受注拡大や、品質・生産性向上によるリードタイム短縮などの施策により、売上総利益率の改善を推進している。

これらの結果、売上高は拡大基調、売上総利益率は上昇基調となっている。2020年7月期と2024年7月期を比較すると、売上高は38.1%増加、売上総利益率は44.7%から55.8%へ11.1ポイント上昇した。特にシステムソリューション事業の売上総利益率が44.3%から56.5%へ12.2ポイント上昇し、全体の売上総利益率の上昇をけん引している。Webソリューション事業のうちCROSS事業の売上総利益率は57.8%から58.0%と横ばいの形だが、これは「BACKYARDTM」開発関連費が増加したためで、今後はストック売上の拡大に伴って上昇基調が見込まれる。

ストック売上高は72.9%増加、ストック売上総利益は81.1%増加した。この結果、ストック売上総利益の販管費カバー率は59.4%から77.4%まで上昇し、販管費の約8割をストック売上総利益でカバーできる収益構造となった。今後はストック売上総利益の販管費カバー率100%を目指す。なおストック売上高構成比及びストック売上総利益構成比は2023年7月期に低下したが、これはシステムソリューション事業におけるメーカーのサーバー保守終了に伴うハード機器売上の増加という一過性要因によるものであり、ソフト改修・更新需要の掘り起こしやクラウドへの移行提案などを推進し、全体的に売上総利益率は上昇基調を維持している。またストック売上総利益率はおおむね50%台後半の水準で推移している。

6. ビジネスパートナーとの連携強化
同社は売上成長と利益拡大に向けた施策として、さまざまな分野でビジネスパートナーとの連携を強化している。2024年7月期は、2023年10月に「アラジンオフィス」が(株)アール・アンド・エー・シーの債権管理・入金消込システム「V-ONEクラウド」と連携、同年11月に「CROSS MALL」がANA(ANAホールディングス<9202>)グループのANA X(株)が運営するインターネットショッピングモール「ANA Mall」と注文情報・出荷情報・在庫情報の連携を開始した。2024年6月には「CROSS MALL」がメルカリ<4385>のECプラットフォーム「メルカリShops」と注文情報・在庫情報の連携に続き商品情報の連携を、「CROSS MALL」が(株)タスネットのクラウド型POSレジ「PowerPOSクラウド」と注文情報・在庫情報の連携を開始した。同年7月には「CROSS MALL」がAnyReach(株)のeギフトサービス「AnyGift」と注文情報の連携を開始した。

なお、資本業務提携しているシビラに対しては、シビラと電通グループ<4324>の資本業務提携に伴い、出資比率を維持するため2021年6月に追加出資を行った。さらなる連携強化により、セキュリティと利便性が両立した新しいサービスを追求する。また2023年6月には、(株)みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズ(株)が取り組む法人顧客向けDX支援「みずほデジタルコネクト」にパートナー企業として参画した。

7. リスク要因と課題・対策
情報システム・サービス産業における一般的なリスク要因としては、受注競合、案件大型化に伴う開発期間の長期化、個別プロジェクトの不採算化、技術革新への対応遅れ、人材確保などがある。ただし同社はパッケージソフト開発・販売が主力のため、受託開発が主力のシステム開発会社に比べて個別プロジェクト不採算化のリスクは小さい。一方で、顧客ニーズに沿った柔軟な個別カスタマイズによって競合他社との差別化を図っているため、カスタマイズ時における工数増加などが利益率低下要因となるが、この対策として製販一体体制による生産性向上を推進している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


《HN》

記事一覧

  • 2024/10/10 18:00:10日の香港市場概況:ハンセン3.0%高で3日ぶり反発、自動車と不動産に買い
  • 2024/10/10 17:55:ギックス---新潟県津南町と地域活性化推進パートナーシップを締結
  • 2024/10/10 17:49:ギックス---柏の葉スマートシティの都市OS「スマートライフパス」「Dot to Dot」が神戸市全域で導入
  • 2024/10/10 17:44:学情---「あさがくナビ2026インターンシップ&キャリア」の9月末の会員登録数が前年比134.4%で伸長
  • 2024/10/10 17:38:金相場、今週は調整場面が予想される サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
  • 2024/10/10 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米利下げペースにらみドルに買戻しも
  • 2024/10/10 17:15:10日の中国本土市場概況:上海総合は1.3%高で反発、大型株相場けん引
  • 2024/10/10 17:04:東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は上昇分を削る
  • 2024/10/10 16:56:トヨクモ---「安否確認サービス2」の全国一斉訓練を実施
  • 2024/10/10 16:52:東証グロ−ス市場250指数は反落、薄商い継続で主力株は総じて下落する展開に
  • 2024/10/10 16:32:WACUL---2Q増収、第2四半期としては過去最高の売上高を計上
  • 2024/10/10 16:29:10日の日本国債市場概況:債券先物は143円90銭で終了
  • 2024/10/10 16:16:新興市場銘柄ダイジェスト:プログリットは大幅反発、スタジオアタオが急騰
  • 2024/10/10 16:15:東京為替:ドル・円は失速、上昇分を削る展開
  • 2024/10/10 16:12:米国株高や円安で買い先行も上値の重い展開に【クロージング】
  • 2024/10/10 16:10:イオン、ラウンドワン、イオンファン
  • 2024/10/10 16:10:東証グロース市場250指数先物概況:上値重く反落
  • 2024/10/10 16:05:日経VI:大幅に低下、株価の下値堅く警戒感が緩和
  • 2024/10/10 15:54:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、ソフトバンクGやファーストリテが2銘柄で約125円分押し上げ
  • 2024/10/10 15:42:東証業種別ランキング:ゴム製品が上昇率トップ
  • ■投資ニュース

  • 2024/10/10 18:00:10日の香港市場概況:ハンセン3.0%高で3日ぶり反発、自動車と不動産に買い
  • 「価格帯別出来高」ランキング (9/19更新)

    バックナンバー

    チャートギャラリー スタンダード

    1. チャートギャラリー スタンダード
    2. たけぞうの50億稼いだ男のメルマガ
    3. 真・チャート分析大全 王道のテクニカル&中間波動編
    4. スプレッドボリンジャー TradingView版
    5. 出来高・価格分析の完全ガイド


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (11MB) 紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。