|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/07/01 13:26,
提供元: フィスコ
NSW Research Memo(6):財務の健全性・収益性が極めて高い
*13:26JST NSW Research Memo(6):財務の健全性・収益性が極めて高い
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
NSW<9739>の2024年3月期における資産合計は前期末比3,475百万円増の44,138百万円となった。これは主に、現金及び預金の増加、売掛金及び契約資産の増加、投資有価証券の増加などによる。負債合計は同180百万円増の10,964百万円となった。これは主に、未払消費税等の増加、未払費用の増加、未払法人税等の減少などによる。純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い、同3,295百万円増の33,174百万円となった。
以上の結果、流動比率(流動資産/流動負債)は前期末比40.0ポイント上昇の424.6%となり、短期的な支払い能力は極めて高い。また、固定比率(固定資産/自己資本)は同3.5ポイント低下の29.9%であった。固定資産(設備投資等)の調達は返済期限のない株主資本で十分に賄われており、無借金経営を続けている。自己資本比率は75.2%と同1.7ポイント上昇し、2023年3月末における東証プライム市場「情報・通信業」の平均30.6%を大きく上回っており、財務の健全性は極めて高いと評価できる。同様に、ROEは13.6%、ROAは14.0%で、東証プライム市場の「情報・通信業」平均のそれぞれ7.2%、4.1%を大きく上回り、収益性も極めて高い。
2024年3月期末における現金及び現金同等物の残高は、定期預金の預入による支出などがあったことにより、前期末比4,540百万円減の10,812百万円となった。
各キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動の結果得られた資金は、5,051百万円(前期比3,053百万円の増加)となった。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上に対し、増加要因として非資金項目である減価償却費、棚卸資産の減少、減少要因として法人税等の支払額があったことによる。一方、投資活動の結果使用した資金は、8,703百万円(同7,692百万円の支出の増加)となった。これは主に、増加要因として有形固定資産の売却による収入、減少要因として定期預金の預入による支出、投資有価証券の取得による支出によるものである。さらに、財務活動の結果使用した資金は、894百万円(同75百万円の支出の増加)となった。これは主に、配当金の支払によるものであった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
《SO》
記事一覧
2024/07/08 14:31:システムインテグレータ---大阪支社を増床し、業務効率化と事業拡大を推進
2024/07/08 14:22:ミタチ---反発、今期の収益回復見通しや中計目標など評価
2024/07/08 14:17:北興化---伸び悩んで大幅続落、堅調決算や新工場建設発表も出尽くし感先行へ
2024/07/08 14:13:出来高変化率ランキング(13時台)〜ダイドリミ、北興化などがランクイン
2024/07/08 14:12:品川リフラ Research Memo(12):2025年3月期より配当性向目標を40%に引き上げ
2024/07/08 14:10:サンエー---大幅続落、第1四半期2ケタ増益も出尽くし感が先行
2024/07/08 14:11:品川リフラ Research Memo(11):長期ビジョン「ビジョン2030」及び第6次中期経営計画を発表(3)
2024/07/08 14:10:品川リフラ Research Memo(10):長期ビジョン「ビジョン2030」及び第6次中期経営計画を発表(2)
2024/07/08 14:09:丸八倉---大幅続伸、固定資産譲渡に伴い純利益予想を上方修正
2024/07/08 14:09:品川リフラ Research Memo(9):長期ビジョン「ビジョン2030」及び第6次中期経営計画を発表(1)
2024/07/08 14:08:アルファ---ストップ高買い気配、配当計画を大幅上方修正
2024/07/08 14:08:品川リフラ Research Memo(8):2025年3月期は減収となるが各セクター戦略の深化により増益確保
2024/07/08 14:07:品川リフラ Research Memo(7):セグメント別ではスプレッドが改善した耐火物事業が増益に寄与
2024/07/08 14:06:日経平均VIは上昇、短期的な高値警戒感を意識
2024/07/08 14:06:品川リフラ Research Memo(6):2024年3月期は、スプレッドの向上と海外事業拡大により過去最高益
2024/07/08 14:06:フォーバル---Best of Show Awardで、ネットワークインフラのSMB部門とエンタープライズ部門で受賞
2024/07/08 14:05:品川リフラ Research Memo(5):2024年3月期より、セクター制を核としたグループ経営体制へ移行(3)
2024/07/08 14:04:品川リフラ Research Memo(4):2024年3月期より、セクター制を核としたグループ経営体制へ移行(2)
2024/07/08 14:03:品川リフラ Research Memo(3):2024年3月期より、セクター制を核としたグループ経営体制へ移行(1)
2024/07/08 14:02:品川リフラ Research Memo(2):高温技術のリーディングカンパニーとして持続可能な社会の実現を目指す
|