|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/25 17:00,
提供元: フィスコ
期末要因から機関投資家はリバランスが中心【クロージング】
*17:00JST 期末要因から機関投資家はリバランスが中心【クロージング】
25日の日経平均は4営業日ぶりに反発。172.05円高の37780.54円(出来高概算16億4000万株)で取引を終えた。米国市場の上昇を受けて半導体株や輸出関連株を中心に買いが先行し、一時38115.65円まで上げ幅を広げた。ただし、直近の戻り高値水準では強弱感が対立し、買い一巡後は次第にこう着感強まった。買い先行で始まったアドバンテスト<6857>が早い段階で下げに転じ、後場に入り下落幅を広げたこともセンチメントを冷ます形になった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、精密機器、不動産、繊維製品、ガラス土石など27業種が上昇。一方、銀行、電気ガス、水産農林など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>が堅調だった半面、アドバンテスト、7&iHD<3382>、エムスリー<2413>、富士通<6702>が軟化した。
前日の米国市場は、トランプ米大統領が4月2日に導入予定の関税を巡り、対象となる国や品目を限定すると伝わった。これを受けて関税を巡る過度な警戒が後退し、主要な株価指数は上昇した。この流れが波及する形から東京市場も買い優勢の展開から始まった。また、円相場が1ドル=151円を窺う円安水準で推移していたことも、材料視された。ただし、日経平均は38000円を回復したものの、直近の戻り高値を捉えられなかったことで、次第に上値の重さが意識される格好となり、戻り待ちの売りが入りやすかったようだ。
日経平均は反発し、25日線水準での攻防となった。同線が支持線として機能しているようだと、リバウンド機運が高まってくる可能性がある。もっとも、4月2日の相互関税導入を迎えるまでは積極的にポジションを傾けにくいほか、期末要因から機関投資家はリバランスが中心になると考えられ、個別対応に向かわせそうである。東証プライムの売買高は足もとで減少傾向にあるため、短期的なインデックス売買にも振らされやすい。
《CS》
記事一覧
2025/04/01 09:27:ラクオリア創薬---反発、アステラス製薬から一時金を受領
2025/04/01 09:13:個別銘柄戦略:テスホールディングスやスター・マイカ・ホールディングスなどに注目
2025/04/01 09:13:トヨクモ---業務生産性を向上するkintoneApp認証の利用者数が70万人を突破
2025/04/01 09:12:日経平均は396円高、寄り後はもみ合い
2025/04/01 09:11:明豊エンタープライズ---新規融資活用し開発事業用地を中野区で取得
2025/04/01 08:49:キッズバイオ、オープンH◆今日のフィスコ注目銘柄◆
2025/04/01 08:45:ZETA---シモジマのBtoB受注システムに検索エンジン「ZETA SEARCH」導入
2025/04/01 08:31:三菱重---25日線を支持線としたリバウンド狙いのスタンス
2025/04/01 08:30:4/1
2025/04/01 08:30:前場に注目すべき3つのポイント〜買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心〜
2025/04/01 08:25:突っ込み警戒感から買い戻し先行も、戻りは鈍いか
2025/04/01 08:24:買い戻しの動きを狙った短期的な売買が中心
2025/04/01 08:19:オープンH---26週線を支持線としたリバウンド狙い
2025/04/01 08:16:今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがすみやかに拡大する可能性は低い見通し
2025/04/01 08:09:今日の為替市場ポイント:株安一服でドルは下げ渋る可能性
2025/04/01 08:05:東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンドか
2025/04/01 07:48:ADR日本株ランキング〜日本郵政など全般買い優勢、シカゴは大阪比325円高の36045円〜
2025/04/01 07:44:31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは417ドル高、期末要因の買いが下支え
2025/04/01 07:41:31日のNY市場はまちまち
2025/04/01 07:39:NYの視点:米3月PMIは予想外に改善も依然活動縮小域、金融機関リセッション確率予想引き上げへ
|