| 携帯版 | 
   
 
 
  | 
 
 
 
 
  
  | 
 
  | 
 
 謙虚なるコントラリアン投資家
 著者は、ヘッジファンドの創業者です。なので、マクロ経済と投資対象を結び付けて投資成果を出すという方向性で投資しているようです。著者の10年以上にわたる市場の動きに関する研究によっても、市場の動きを正しく予想することは難しいようです。市場は過剰なまでに変動し、その方向性もなかなか予想することは難しいものですが、それをなんとか解析しようとする筆者の努力の様子をこの本で垣間見ることができます。 例えば、「モメンタムは、景気が緩やかに拡大している(ハイイールドスプレッドが縮小)環境のほうがより機能する。」ことや「インフレの懸念が高まっている時期に株式と債券の相関が上昇する傾向にあり、そのような時期に原油が素晴らしいインフレヘッジの役割を果たす。(2024年前半のように。)」といった具合に、景気等により、それぞれの投資対象がどのような動きをするかは、ある程度わかりそうな時期もあるといった類です。 また、「マーケットタイミングは可能なのか」「バブルを予測することは可能か」「危機のときの投資」などといった、投資家であれば誰もが興味を引く内容がマーケットの歴史やデータをもとに書かれております。 さまざまな投資対象を状況によって投資していきたい投資家にはうってつけの本だと思いますし、株だけの投資家であったとしても、何らかの示唆をいくつも得られる本だと思います。個人的には、買って手元において、何度も調べるときに使いたい本だと思いました。 bblue 自営業兼投資家 50代 
 この本は、経済学や研究者による調査や分析結果により、だれしもが市場の先々の動向を的確に予測できないことを明確に解き明かしてくれている。だとしたら、どうすれば、だれも予測できない市場で勝つことができるのか。その一つの答えが、コントラリアン(逆張り投資家)である。市場はそんなに甘くないので、どのようなコントラリアンになるべきなのだろうか。例えば、予測できない市場だが、我々は、市場が何を織り込んでいるのかを理解し、市場が将来に対する1つの見解を織り込みすぎていないかなどを踏まえ逆張りする考えもある。また、バブルの予測についても詳しく記載されており、トレードの参考になるものと思う。 アナリスト等の市場予想を信じトレードしてもなかなか良い成績を上げることができないと感じる個人投資家は、是非ともこの本を手に、トレードスタイルを見直してみるのも良いのではないか。 炎のディーラー 商品説明ページへ お買い物かごに入れる 
 
 Copyright(C) Traders Shop All Rights Reserved. 
  |