ファンドマネジャーでありトレーダーのメンタルコーチであるスティーブ・ワードが著したトレードにおけるメンタルを整えるにはどうすればよいか等について書かれている本です。
メンタル本といえば、バン・K・タープ氏の書籍(トレードコーチとメンタルクリニック等)がありますが、タープ氏の本よりもぶっちゃけわかりやすいです。300ページ超25章までありますが、1章ごとに分かれていて、わりとすいすい読めると思います。
内容としては、トレードをしてつまずいたときに、具体的にどうすればよいか(呼吸法や自分が置かれた状況によりどのように内省して立ち直るか等)が書かれていますので、実践的であります。
このように、トレードや投資(時間軸が長いだけでトレードだけでなく、投資にも役立ちます。)に置いて、葛藤や不安や恐怖等を感じたときに、いつでもこの本をみて、今後どうすればいいかを指し示してくれると思いますので、常に手元に置いておきたい非常におすすめできる本です。
bblue 50代 自営業兼投資家
嫌悪と不快感を避けるコスト
株式投資で大切なのは、技術よりもメンタルと言われる。不条理が多い世界なので、心が折れそうになることは多い。
これまで投資心理の本は少なからず出版されたのも納得できる。
本書が類書と異なるのは、長期的なリターンを受け入れるために「短期的に積極的に不快な思いをしなければならない」 と主張してる点にある。
奇を衒う訳でなく、短期的な不快から逃げることのリスクと、不快を受け入れるメリットが論理性をもって述べられている。
また損失や不快に対するケアも述べられており、投資に挫けそうな時の精神安定剤となるであろう。
のんびり投資家 40代 個別株13年
トレーディングでの失敗からの立ち直り、短期的に相場が反対方向に行ってしまった苦境時の踏ん張り、さらに良いパフォーマンスを上げるための防弾仕様のようなメンタルの強さは、トレーダーならみんなが身につけたいと思う重要なスキルである。この本は、筆者が過去15年間、世界中の銀行、各種基金、ヘッジファンド、資産運用会社などで顧客が最高のトレードをするため、メンタル面で助けを求められた際の具体例、それに対するアドバイスを解説しており非常に有益である。メンタルの弱さが原因でつまらないトレード・ミスを犯さないため、さらに良いトレーディング・パフォーマンスを上げるためにも是非、一読をお勧めしたい。
炎のディーラー 金融機関勤務 投資暦26年
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